豚の日には豚肉料理と赤ワインでお祝いを

3月1日は豚の日です。豚の日はアメリカの祝日で、日本では広まっていないお祝いの日でもあります。アメリカのエレン・スタンリーとメアリー・リン・レイブ姉妹が、家族で過ごす休日にと、1972年に始めたのがきっかけになっています。

どんな祝日かというと、アメリカらしいユーモアが込められた祝日です。豚の日のそもそもの目的は「一般的に認知されてはいないけれど、人類にとって、最も聡明で飼いならされた動物でもある豚の正当な地位を認める」ということだと、メアリー・リン・レイブ氏は語っています。

地域によって違う豚の日の祝い方

豚の日には、アメリカ全土の動物園や学校、老人ホーム、スポーツ大会などでお祝いが行われますが、特にイベントなどが盛んなのは、アメリカの中西部。ピンク色をしたお酒、ピンク・ピッグ・パンチと、豚肉を使った料理が振る舞われ、くるくるとしっぽのように巻いたピンク色のリボンを、豚に敬意を表して、木の枝に結びます。州によって、お祝いの仕方もさまざまで、スペアリブやベーコンを食べる日にしているところもあれば、ペーパークラフトの豚を作るところや、豚のパレードが行われる州があるなど、個性があるのも特徴です。

アメリカでは全土に広がっている豚の日ですが、日本ではネットで話題になる程度で、まだまだ知られていないお祝いの日です。日本では9月6日に「黒豚の日」がありますが、そちらのほうが認知されているようです。アメリカ発祥のお祝いではありますが、豚の日にはせっかくですから、豚肉を使った料理を楽しみたいですね。

豚の日に食べたい豚肉料理

豚肉を使った料理の代表格といえば、やはりとんかつでしょう。きつね色をしたサクサクの衣に包まれた、ジューシーな豚肉の美味しさを、独特の濃厚なソースが引き立てます。たっぷりのキャベツを口直しにはさみながら、熱々のうちにいただくのがいいですね。

ちょっと贅沢にいただくなら、豚しゃぶはいかがでしょう。銘柄豚の薄切りと、たっぷりの野菜を用意して、出汁にくぐらせていただきます。酸味がさわやかなポン酢や、香りと甘みが美味しいごまだれ、ちょっと変わったところだと、蕎麦だしでいただくのも。豚肉の持つ美味しさを、締めのうどんで出汁まで味わい尽くせるのが魅力です。

他にも豚肉料理はたくさんあります。豚の角煮や豚丼、ローストポークやスペアリブ、ベーコンなどなど。好みの料理法で仕上げて、年に1度のお祭りを楽しみたいものです。

豚肉料理に合うお酒は?

バラエティ豊かな豚肉料理に合わせるなら、どんなお酒がしっくりくるかというと、料理によってかなり違うのではないかと思います。例えば、ソーセージやベーコンなどを食べるとしたら、クラフトビールがしっくりきます。豚の角煮などであれば、焼酎や泡盛などを合わせるのもいいでしょう。では、さっき代表格として挙げたとんかつはどんな料理が合うかというと、やはり赤ワインが合わせやすいと思います。

グルメの象徴をラベルに描いた赤ワイン

とんかつに使うどろっとした甘みのあるソースには、スパイシーな風味を持つ赤ワインがよく合います。例えば、豚にちなんで、豚のラベルのワインなんていうのはいかがでしょう。名前も「ル・プティ・コショネ」と小さな子豚ちゃんを意味し、赤い豚のイラストが印象的です。このワインに子豚のイラストを使っているのにはちゃんと意味があります。豚は何でも食べますが、逆に、どこを食べても美味しいことで知られ、フランスではグルメの象徴とされているからです。

気軽に楽しめる雰囲気があり、どんな料理にも合わせやすい濃すぎない味わいのワインは、カベルネ・ソーヴィニヨン100%。ブラックベリーやスパイスの香りが豊かで、バランスの良い味わい。濃厚なソースを使うとんかつや、お好み焼きなどによく合います。他には、カマンベールチーズをベーコンで包んで焼いたものにもぴったりです。

豚の日には、豚肉料理を準備して、親しみやすい赤ワインと共に楽しみたいですね。美味しく食べることで、豚も役割を全うしたと思ってくれるのではないかな、と思います。

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