日本酒×チーズの最強おつまみレシピ4選!失敗しない組み合わせ方とポイント

日本酒×チーズの最強おつまみレシピ4選!失敗しない組み合わせ方とポイント

チーズと組み合わせるお酒といえば、ワインを想像する方が多いのではないでしょうか。

実は、日本酒×チーズの組み合わせも、非常に相性が良いのです。

この記事では、日本酒×チーズの最強おつまみレシピと失敗しない組み合わせ方を詳しく解説します。

日本酒好きな方、必見です。

日本酒×チーズは相性が抜群

一見、日本酒とチーズは合わないようにも思いますが、実は非常に相性の良い組み合わせです。

発酵食品同士を組み合わせると、双方の旨味がより際立ち、単体で食べるよりもいっそう美味しく感じるのです。

また、発酵食品同士の組み合わせは、栄養をバランス良く摂取できるため、健康面でも高く評価されています。

日本酒×チーズ以外にも、

  • 味噌×納豆
  • 納豆×キムチ
  • ヨーグルト×パン
  • 醤油×酢

など、発酵食品同士の組み合わせは意外にも多いのです。

発酵食品同士であれば、基本的にどんな組み合わせでも美味しく感じますが、後に詳しく解説する3つのポイントを実践すると、より美味しくいただけます。

日本酒に合うかんたんチーズ料理4選

日本酒を食事と共に楽しむ方も多いのではないでしょうか。

この章では、日本酒とよく合うかんたんチーズ料理を4つ紹介します。

  • 餃子の皮で作るチーズ包み
  • 白カビチーズのスモークサーモンバゲット
  • じゃがブルー
  • ゴーダチーズのジャーマンポテト

どれも10分〜15分程度で作れるものばかりです。

ぜひ、ご家庭でお試しください。

レシピ1.餃子の皮で作る3種のチーズ包み

餃子の皮(大判) 10枚
適量
スライスチーズ 2枚
スライスチェダーチーズ 2枚
スライスモッツァレラチーズ 2枚
モッツァレラチーズ 大さじ2
サラダ油 適量
はちみつ 大さじ1
  1. スライスチーズ、スライスチェダーチーズ、スライスモッツァレラチーズを重ねて6等分に切ります。
  2. 餃子の皮で1を巻きます。(巻き終わりは水をつけて留める)
  3. フライパンにサラダ油をひき、中火でこんがりと焼き、バットなどにとります。
  4. お皿に盛り付け、黒こしょうとはちみつをかけて完成です。

引用:餃子の皮で!3種のチーズ包み|kurashiru

餃子の皮で作る3種のチーズ包みは、はちみつの甘さと胡椒のスパイスがチーズとよく合う一品。

モッツァレラチーズはチーズの中でも癖が少なく、スッキリとした味わいが特徴のチーズです。

そのため、発泡清酒や純米酒との相性が抜群です。

また、好みに合わせてチーズの種類を変えるなど、アレンジをしてみても良いでしょう。

レシピ2.白カビチーズのスモークサーモンバゲット

バゲット 1/2本
オリーブオイル 適量
スモークサーモン 適量
白カビチーズ 適量
レタス 適量
ミニトマト 適量
  1. バゲットにオリーブ油をぬり、表面がカリッとするまでトースト。
  2. レタスを食べやすいサイズにちぎり水にさらす
  3. 水気を切ったレタスとミニトマトをお皿に盛り付ける
  4. バゲットにサーモン・白カビチーズを乗せ盛りたら完成です。

参照:バゲット スモークサーモン 白カビチーズ|クックパッド

サーモンのスモークな香りと白カビチーズのフレッシュな味わいは、日本酒との相性が抜群

見た目が非常にオシャレなため、友人との家飲みなどで出しても喜ばれること間違えなしです。

洋風な料理のため、フルーティーな味わいの純米吟醸酒・純米大吟醸酒など、吟醸系の日本酒と合わせるのがおすすめです。

レシピ3.じゃがブルー

ブルーチーズ 60g
ジャガイモ 大1個
胡桃 15g
オリーブオイル 大さじ1
蜂蜜 適量
  1. じゃがいもは丸ごと、竹串が通るまでゆでる。温かいうちに、皮ごと一口大に切り、ボウルに入れる。
  2. オリーブオイル、さいころ大に切ったブルーチーズ、手で砕いた胡桃を加えて、じゃがいもが崩れないようさっくりと混ぜる。
  3. 器に盛り、オリーブオイル(分量外)を回しかけ、蜂蜜を添える。

引用:ブルーチーズの塩味が効いた”じゃがブルー”

じゃがブルーは、塩味のきいたブルーチーズとホクホクじゃがいもを組み合わせた、まさに大人のポテサラ

胡桃の香ばしいさが程よいアクセントとなり、日本酒のおつまみに最適です。

じゃがブルーはチーズの香りが非常に強く塩気があるため、キリっとした淡麗辛口の日本酒、もしくはコクのある濃醇辛口な日本酒を合わせるとよいでしょう。

レシピ4.ゴーダチーズのジャーマンポテト

ゴーダチーズ 50g
厚切りベーコン 100g
じゃがいも 3~4個
玉ねぎ 中1個
オリーブオイル 大さじ2
あらびきコショウ 2~3振り
少々
  1. じゃが芋は皮を剥き8等分位のくし形切りにし、水にさらしてアク抜きする。玉ねぎは薄くスライスする。ベーコンは食べやすい大きさに切る。チーズはさいの目切りにする。
  2. 耐熱ボールにキッチンペーパーを敷き、水切りしたじゃが芋を入れてふんわりラップをかける。500Wのレンジに4分30秒から5分かけ加熱する。
  3. フライパンにオリーブオイルを入れ熱し、玉ねぎを軽く炒めたらベーコンを入れベーコンから脂が出るまで炒める。
  4. 3にじゃが芋を入れて旨味を絡めるように炒めたらチーズを入れ、塩 、コショウで味を整えて出来上がり。

引用:ゴーダチーズでジャーマンポテト レシピ・作り方|Rakuten レシピ

ゴーダチーズのジャーマンポテトは、日本酒に限らず様々なお酒にあう一品

マイルドな味わいが特徴のゴーダチーズは、ベーコンとの相性が良く、美味しくいただけます。

合わせる日本酒は、後味がすっきりとした、辛口の本醸造酒がおすすめです。

日本酒×チーズを組み合わせる際の3つのポイント

日本酒とチーズの組み合わせで失敗しないためには、下記3つのポイントを意識することがおすすめです。

  • 熟成度合いで組み合わせる
  • 日本酒とチーズの風味で組み合わせる
  • 日本酒の温度に合わせてチーズを選ぶ

それぞれのポイントについて、詳しく解説します。

1.熟成度合いで組み合わせる

1つ目のポイントは、熟成度が同じくらいのもの同士で組み合わせること。

熟成度の浅い日本酒には、同じく熟成度の低いフレッシュチーズを組み合わせ、熟成度の高い日本酒には熟成度の高いハードタイプチーズなどを合わせましょう。

発酵食品は、熟成度が高くなるにつれて香り・味わいに深みが出ます

仮に日本酒の熟成度合いが高く、チーズの熟成度合いが低い場合には、日本酒によってチーズの旨味がかき消され、相乗効果が望めません。

そのため、日本酒とチーズを組み合わせる際には、熟成度が同じくらいのものを選ぶことが大切です。

2.日本酒とチーズの風味で組み合わせる

2つ目のポイントは、日本酒とチーズの風味で組み合わせること。

風味が近い日本酒とチーズを組み合わせることで、お互い風味を損なうことなく、見事に調和します。

日本酒は風味の違いから下記4タイプに分類されます。

  • 薫酒(くんしゅ):フルーティーな香りが特徴で大吟醸などの吟醸系に多い
  • 爽酒(そうしゅ):淡麗(たんれい)とも表現されスッキリした味わいが特徴。本醸造酒に多い
  • 醇酒(じゅんしゅ):米の旨味やコクが特徴。純米酒に多い
  • 熟酒(じゅくしゅ):熟成による独特な色味と、深い香味が特徴。古酒とも呼ばれる

 

また、チーズも種類によって風味が大きく異なり、先の4タイプに似たものがあります。

  • ブルーチーズ:薫酒(独特な香りが特徴)
  • モッツァレラチーズ:爽酒(クセの少ないすっきりとした味わいが特徴)
  • ハードタイプ:醇酒(香りが強く、コクのある甘みが特徴)
  • 熟成度の高い白カビチーズなど:熟酒(風味の複雑さが増し、濃厚な味わいが特徴)

風味が似たもの同士を選ぶことで、お互いのクセが調和され美味しさがより際立ちます。

3.日本酒の温度に合わせてチーズを選ぶ

3つ目のポイントは、日本酒の温度に合わせてチーズを選ぶこと。

日本酒は他のお酒と異なり、幅広い温度帯で味・香りの違いを楽しめるお酒です。

冷やした日本酒であれば、キリッとした爽やかな味わいに感じられますし、温めて飲めばお米本来の豊かな香りを堪能できます。

そのため、冷酒にはスッキリとした味わいのフレッシュチーズを、燗酒には香りの強いブルーチーズや白カビタイプのカマンベール・ド・ノルマンディを合わせるとよいでしょう。

チーズの種類から選ぶ相性が抜群な日本酒の種類

この章では、チーズの種類別に相性が良い日本酒を解説します。

  • フレッシュチーズ
  • 白カビタイプ
  • 青カビタイプ
  • セミハード・ハードタイプ

チーズの特徴についても解説するため、あわせてご参考ください。

1.フレッシュチーズ

一般的なチーズは特徴的な風味をつけるため、熟成の工程を経て作られます。

しかし、フレッシュチーズは熟成せず、牛乳を固めて水分を取り除いたもの。

他のチーズよりも水分量が多く、新鮮なミルクの香りと優しい酸味が特徴です。

フレッシュチーズには、

  • モッツァレラチーズ
  • さけるチーズ(ストリングチーズ)
  • マスカルポーネ
  • リコッタ

などがあります。

いずれも、クセが少なくあっさりしたチーズのため、爽やかな発泡清酒やフルーティーな吟醸系の日本酒を合わせるのがおすすめです。

2.白カビタイプ

白カビタイプとは、表面が白カビに覆われているチーズのこと。

内部にはクリームのようなとろみがあり、マイルドな口当たりが特徴です。

白カビタイプのチーズには、

  • カマンベール
  • ブリドモー
  • バラカ
  • ヌーシャテル
  • クロミエ

などがあります。

濃厚な味わいの白カビタイプは、お米本来の旨味を楽しめる純米酒と合わせると良いでしょう。

3.青カビタイプ

青カビタイプは、先ほどの白カビと同様カビを使ったチーズです。

ただし、青カビタイプはチーズの表面ではなく、内部に繁殖させています。

香りが非常に強く、塩分濃度が高いのが特徴です。

有名な青カビタイプのチーズには、フランスのロックフォール、イタリアのゴルゴンゾーラ、イングランドのスティルトンがあり、世界三大ブルーチーズとも呼ばれています。

いずれも個性的なチーズのため、雑味が少ない大吟醸を合わせると、バランスの良い味わいを楽しめます。

4.セミハードタイプ・ハードタイプ

セミハードタイプ・ハードタイプのチーズは、プレスを強めにかけて水分を大幅に取り除いたチーズのこと。

セミハードタイプの方が水分量が多く、反硬質な仕上がりに、ハードタイプは非常に硬質なチーズです。

一般的なチーズよりも熟成期間が長く、穏やかで濃厚な味わいが特徴です。

セミハードタイプに含まれるチーズは、

  • ゴーダチーズ
  • サヨール
  • カンタル
  • サムソー

などがあります。

 

また、ハードタイプには、

  • エメンタール
  • エダム
  • コンテ
  • ラクレット

などがあります。

セミハードタイプ・ハードタイプのチーズは、水分量が少なく濃厚な味わいが特徴のため、本醸造酒や純米酒を合わせることで、双方の旨味が際立ちより美味しくいただけます。

日本酒×チーズを思う存分楽しもう

この記事では、日本酒×チーズの最強おつまみレシピと失敗しない組み合わせ方を解説しました。

意外なほどに、チーズと日本酒は相性の良い組み合わせです。

今回紹介したレシピはどれも手軽に作れるため、ぜひお試しください。

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