3月1日はお酒でデコポンを楽しんで

3月1日はお酒でデコポンを楽しんで

3月1日は「デコポンの日」です。
平成3年3月1日、デコポンが熊本県から初めて市場に出荷されたのだとか。
そして平成18年、「デコポン」の初出荷から15周年を迎えたことから、日本園芸農業協同組合連合会が、3月1日を「デコポンの日」として制定。日本記念日協会により登録されました。

デコポンとは?

デコポンとは、かんきつ類「不知火(しらぬい)」の商標で、この名称は熊本県果実連が登録したもの。柑橘類のなかで唯一全国統一された基準が設けられています。
そして、日園連と云う団体の傘下に有る全国各地の農協だけが、糖度13度以上、クエン酸1%以下などの基準をクリアした不知火にこの「デコポン」の名前を付けて販売することが出来るのだとか。

選ばれしフルーツなんですね♪

デコポンは「清見(きよみ)」と「ポンカン」を掛け合わせてできており、上の部分がぽっこりと盛り上がっているのが特徴。
「デコのある清見ポンカン」を縮めてデコポンと名付けられたそうです。
他県ではフジポン(静岡)、ポンダリン(徳島)、キヨポン(広島)、ヒメポン(愛媛)などと呼ばれているそうです。

皮が剝きやすく、果肉はジューシー。甘みと酸味のバランスが良く凝縮感があるので、とても人気が高いフルーツなんです。

デコポン果汁を楽しむお酒①

そんなフルーツ界のプリンセスのようなデコポンの果汁がたっぷりと入ったお酒があります。
熊本県人吉盆地の南東部にある常楽酒造のリキュール「不知火デコポン酒」です。

『不知火デコポン酒』500mlストレート、ロック、凍らせてシャーベットにも◎甘みと酸味のバランスが良い熊本産デコポンを丸ごと使った柑橘リキュール

常楽酒造は1912年創業の原料と品質と製造方法にこだわる蔵元。
デコポンを本格米焼酎に丸ごと漬け込み、その風味を最大限に生かしています。
芳醇な甘みを堪能でき、丸ごと使っているので、皮由来のフレッシュ感のある渋みも心地よいとか。
ストレート、ロックで飲むのはもちろん、凍らせてシャーベットとして楽しむのもおすすめだそうです。

デコポン果汁を楽しむお酒②

次にご紹介するのは、「白岳うめぽん」です。

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こちらの製造元は1900年創業の高橋酒造。
球磨焼酎500年の伝統を重んじながら、厳選した原料米、清流球磨川の伏流水を用いて米焼酎を造り続けているメーカーです。
本格米焼酎で作った「白岳 あの頃の梅酒」にデコポンのストレート果汁をブレンドしたのがこちらのお酒。
国産梅のやさしい酸味とデコポンの華やかな甘さが相まった、爽やかな梅酒です。
オンザロックかソーダ割りでお楽しみください。

フレッシュのデコポンでカクテルを

デコポン(不知火)は、例年12月上旬頃から5月頃まで出回ります。
デコポンを使ったカクテルをおうちで楽しむのも、その季節ならではの楽しみですね。

●デコポンのスクリュードライバー
【材料】
ウォッカ 45ml、生デコポン果汁 1ケ分
【作り方】
氷を入れたグラスに材料を注いでステアする。

●カンパリデコポン
【材料】
カンパリ 45ml、生デコポン果汁 1ケ分
【作り方】
氷を入れたグラスに材料を注ぎ、ステアする。

●デコポンのテキーラサンライズ
【材料】
テキーラ 45ml、生デコポン果汁 1ケ分、グレナデンシロップ 小さじ2
【作り方】
氷を入れたグラスにテキーラとデコポン果汁を注いでステアする。グレナデンシロップをゆっくりと注ぐ。

デコポンリキュールで手軽に楽しむも良し、ちょっとこだわってフレッシュ果汁を使っても良し。
デコポンのフルーティさを存分に楽しんでみてください。

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