【11月11日は岩下の新生姜の日】その由来と新生姜に合うジンジャーエールのカクテルをご紹介

11月11日は、岩下の新生姜の日です。

栃木県栃木市にある岩下食品株式会社が制定した記念日で、細長く独特な形をした新生姜が数字の1に似ていることから、食卓にたくさん並んだ新生姜に見立て、11月11日を記念日としました。

冬が近づくこの時期にさまざまな料理に岩下の新生姜を活用して、体の中からあたたまって欲しいという願いも込められています。

寒い時期こそ岩下の新生姜を

立冬を過ぎ、これからいよいよ寒さが本格的になるこの時期、体を中から温めるのに生姜を料理に使う人も多いのではないでしょうか。

生姜に含まれる辛味成分であるジンゲロールという物質は、血行を良くすることで手足を温めるといわれています。

さらにジンゲロールは、加熱するとショウガオールという物質に変化し、脂肪を燃焼させ、代謝をアップし、身体を芯から温めてくれるといいます。

岩下の新生姜に使用している生姜は、同じようにこうした成分が含まれているのに、辛味が少ないことから、食べやすく、たくさん食べるのに向いています。

たっぷりと刻んで料理に添えたりして、おいしく温まりたいですね。

生姜を使った飲み物といえば

生姜を使った飲み物というと何を思い浮かべるでしょうか。

ここ数年、手作りのジンジャーエールを作るのが密かなブームとなっていることから、そうしたことを思い出す方もいるかも知れません。

ジンジャーエールはもともと、カナダでソーダ水の販売をしていたマクローリン氏が、シャンパンの味わいと色に魅せられ、1904年に完成させた、いわば「ノンアルコールのシャンパン」でした。

禁酒法が施行されたアメリカで、アルコールの代替品としてブームになり、ノンアルコール飲料としての地位を確立していきました。

ジンジャーエールを使ったカクテル

今では、さまざまなカクテルに使用されることでも知られているジンジャーエール。

そのカクテルの中で、最もよく知られているのがモスコミュールではないでしょうか。

モスコミュールはスタンダードなカクテルとして知られていますが、その由来にはさまざまなものがあります。

ジンジャービアを処分するために考案されたという説や、スミノフの販売促進のために考案されたという説がその有名なものです。

オーセンティックバーでは、銅のマグカップで提供されるのが本式で、たっぷりと氷を使って冷えたカクテルを、冷えて汗をかいたマグカップでいただくのは格別といえます。

銅のマグカップをモスコミュールに使用する理由も諸説ありますが、禁酒法の時代にお酒が入っていることをカモフラージュするため、という説もあります。

これから寒くなる時期に、暖かい部屋の中で、キンキンに冷えた銅のマグカップで飲むモスコミュールは、ちょっとした贅沢かもしれません。

モスコミュールのカクテルベース、ウォッカ

モスコミュールに使われているお酒は、ロシアが生まれ故郷のウォッカです。

無味無臭のスピリッツなので、いろいろなカクテルのベースになっていることでも知られています。

カクテルベースとして、家に1本置いておくと重宝します。

しかし、ウォッカといっても、全てがロシアで作られているわけではないとご存知でしたか?

カクテルが生まれる由来に、スミノフが出てきますが、スミノフは現在韓国で作られています。

せっかく買うのなら、本場ロシアで作られているものを購入したいものです。

ストリチナヤは、ロシアで上質な穀物と天然の温泉水を使って作られるウォッカ。

石英砂と白樺炭を使用した、4回の濾過で生まれる、なめらかな口当たりと透き通った味わいは、国際的な博覧会などでの受賞歴を物語るものだといえます。

岩下の新生姜の日に、新生姜をおつまみにして、モスコミュールをいただくのもいいかもしれません。冷たいカクテルではありますが、生姜のパワーで身体の中から温まるかも知れませんよ。

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