2020年のボージョレヌーボーの特徴は?美味しい飲み方とあわせて解説!

2020年のボージョレヌーボーの特徴は?美味しい飲み方とあわせて解説!

秋に近づくと、「ボジョレー解禁」というニュースを目にしたり、飲食店のメニューに並んだりと、ボージョレヌーボーと出会うことが多くなりますよね。

ボージョレヌーボーは、ワイン好きにはたまらない、1年に1度のお楽しみです。

そこで、2020年のボージョレヌーボーの特徴とあわせて、美味しい飲み方などの豆知識を紹介します。

そもそも、ボージョレヌーボーって?

ボージョレヌーボーとは、フランス南部のブルゴーニュ地方・ボージョレ地区で、その年に収穫したブドウからつくる新酒のこと。

「ガメイ種」というブドウを使用しているところが特徴的で、毎年味の変化を楽しむことができます。

ちなみに、ヌーボーはフランス語で「新しい」という意味です。

また、ボージョレヌーボーは、ボージョレ地区の秋の収穫祭で捧げられたのがはじまりともいわれています。

2020年のボージョレヌーボー解禁日は11月19日

ボージョレヌーボーの解禁日は、毎年11月の第3木曜日の午前0時。

2020年のボージョレヌーボー解禁日は11月19日(木)です。

新型コロナウイルス感染症により、ボージョレヌーボーが影響をうけるのではないかと心配されていました。

しかし、例年より1週間ほど早い出荷・18日間早い輸出により、無事解禁日にボージョレヌーボーを味わうことができるようになったのです。

こうした例外的な対策が実施されたことにより、2020年のボージョレヌーボーはある種のヴィンテージとなったといえるでしょう。

2020年のボージョレヌーボーの味は?

2020年のボージョレヌーボーの味は、どのように仕上がっているのでしょうか。

ボジョレーワイン委員会によると、じゅうぶんな成熟・フレッシュな味わいの両方がそろった、バランス良い仕上がりだそう。

2020年は暖冬で、ブドウが順調に成長したものの、暑くて乾燥した日が続いて水分不足の地域もありました。

雨も少なく降ったとしても局所的だったため、ブドウの成熟度にばらつきがうまれてしまったのです。

成熟が遅れている場合は、ブドウが熟すまで待ってから収穫するなど工夫したそう。

このことから、2020年のボージョレヌーボーは、様々な困難を乗り越えて完成したことが伺えます。

ブドウの成熟進度でどのような味の違いがうまれたのか、飲み比べをしてみるのもいいでしょう。

ボージョレヌーボーの美味しい飲み方って?

ボージョレヌーボーは、フレッシュさや果実の優しい酸味が魅力のワイン。

渋みが少ないので、赤ワインはちょっと苦手という人でも飲みやすいでしょう。

ボージョレヌーボーは、10~15℃程度まで冷やすと美味しさが引き立ちます。

飲む1時間前までに冷蔵庫に入れれば、ちょうど良い温度まで冷えるのでおすすめです。

ボージョレヌーボーの飲み頃は、購入後すぐ。

栓をしても数日程度で飲み切るのが、ボージョレヌーボーを美味しく飲むコツです。

飲み切れなかったときは、オレンジやシナモンを加えてサングリアにしてみてください。

ボージョレヌーボーの酸味ある軽やかさで、果実感が楽しめる一杯に仕上がります。

ボージョレヌーボーで乾杯して、美味しさを堪能しよう!

毎年秋のお楽しみ、ボージョレヌーボー。

2020年は、いろんな仕上がりのボージョレヌーボーを堪能できる年なので、飲み比べをしながら味わいたいですね。

美味しく飲むコツは、冷やす・すぐに飲むこと。

ぜひボージョレヌーボーで乾杯して、お酒の時間をのんびり味わってください。

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