これで二日酔い知らず!お酒の種類とおつまみを工夫しよう

これで二日酔い知らず!お酒の種類とおつまみを工夫しよう

誰しもが一度は体験したことのある、二日酔い。

その場では大したことがなくても、次の日目覚めると船酔いをしたようななんとも辛い感覚が襲います。

これが休日ならばまだよいですが、仕事の日であった場合は地獄ですよね。

実は、二日酔いはお酒とおつまみを正しく選べば防げることをご存知ですか?

二日酔いになりにくいお酒とおつまみについて調査しました。

二日酔いになりにくい飲み方

二日酔い知らずのさわやかな朝

いくら二日酔いになりにくいお酒とおつまみをチョイスしても、飲み方が悪ければ二日酔いになってしまいます。

まずは、二日酔いになりにくい飲み方を確認しましょう。

チャンポン飲みをしない

チャンポン飲みとは、多種類のお酒を飲むことを指します。

チャンポン飲みをすると、種類の違うアルコールが体内に入るため、アルコールを分解する肝臓に負担をかけてしまい、二日酔いの原因となります。

また、チャンポン飲みは色々な種類を飲みたくなる気持ちから自然とペースが速まるため、無意識のうちに飲みすぎてしまうそうです。

チャンポン飲みを避け、なるべく同じ種類のお酒を飲むように心がけましょう。

空腹で飲まない

空腹でお酒を飲むと、アルコールの吸収が早いため直ぐに酔いが回ってしまいます。

さらには空腹でお酒を飲むことで、空腹感が鈍ってしまうので食事の量も減り、飲む量が増えてしまう結果につながりかねません。

当然身体に負担がかかり、二日酔いしやすい状態になります。

居酒屋さんではお通しを食べるなどして、少しでもお腹に食べ物を入れた状態でお酒を飲みましょう。

二日酔いになりにくいお酒

二日酔いになりにくいお酒の特徴として、蒸留酒があげられます。

蒸留酒はアルコールの純度が高く、肝臓で効率よくアルコールが分解されるため二日酔いになりにくいといわれています。

蒸留酒は実際にどのようなお酒があるのでしょうか。

甲類焼酎

焼酎

焼酎のなかでも甲類の焼酎は蒸留を繰り返してつくられるため、非常にアルコールの純度が高いのが特徴です。

ロックや水割りはもちろん、サワー類やお茶割りなど楽しめる種類も多く、関東の居酒屋さんでは主流のお酒。

二日酔いはしたくないけれど色々な味を楽しみたい人にオススメです。

ウォッカ

モスコミュール

ウォッカ・ジン・ラム・テキーラは「4大スピリッツ」と呼ばれていますが、この4つの中でもウォッカは最も癖のない蒸留酒です。

白樺の木の活性炭でろ過されることが特徴で、味がクリアであるほど良いウォッカとされています。

そのまま飲むのも良いですがアルコール度数が高いのが難点。

モスコミュールやブルドッグなどのカクテルにして飲むのが良いでしょう。

ジン

ジントニック

ジンは大麦やライ麦、じゃがいもなどを原料として造られている、オランダ生まれのお酒。

蒸留する際に薬草類を加えることで、ジン独特の香りが立ちます。

ジントニックやジンバックなど、ジンをつかったカクテルも種類が多いですね。

香りをたのしみながらゆっくり飲めるお酒です。

泡盛

泡盛

沖縄でつくられているお酒といえば、甘い芳醇な香りと少し高めのアルコール度数が特徴の泡盛。

泡盛の定義は、「黒麹とタイ米を使って発酵させ、一度だけ蒸留させたもの。」とされています。

泡盛は独特な香りから、チャレンジしたことがない方も多いのではないでしょうか。

水割りが最もポピュラーな飲み方ですがシークヮーサーや炭酸などとの相性も良く、意外と飲みやすいのでオススメです。

二日酔いになりにくいおつまみ

おつまみはお腹を満たしてくれるだけでなく、悪酔いや二日酔いを防いでくれる効果があります。

肝臓の働きを助けてくれるものや、胃粘膜を保護してくれる食べ物をとることが、二日酔い予防の鍵です。

枝豆

枝豆

おつまみの定番の枝豆には、ビタミンB1が含まれています。

アルコールを摂取するときに消費されるビタミンB1を、枝豆を食べることで補うことができます。

とりあえずの一杯と一緒に枝豆を食べるのは、理にかなっているというわけですね。

塩キャベツ

塩キャベツ

キャベツにはビタミンU(キャベジン)が多く含まれています。

ビタミンUは胃粘膜を保護し、アルコールから守ってくれる効果があるので二日酔い予防に効果的。

しかしビタミンUは熱に弱いため、塩キャベツのように生で食べることがポイントです。

鶏むね肉のから揚げ

から揚げ

鶏肉のたんぱく質の中に、アルコールの分解の手助けをしてくれる必須アミノ酸「メチオニン」が多く含まれています。

とくに胸肉にはたんぱく質が多く含まれているので、せっかく鶏肉を食べるなら胸肉がオススメです。

居酒屋さんでメイン料理を頼むときには、鶏胸肉のから揚げを頼むと良いでしょう!

魚介のパエリア

パエリア

二枚貝やタコなどの魚介類には、「タウリン」という元気の源が多く含まれています。

栄養ドリンクの成分などでも耳にしたことがあるのではないでしょうか。

「タウリン」は、胆汁の排泄を促して肝機能を高めてくれる効果があるので、二日酔い予防にもってこい。

スペイン風のバルに行ったときには、魚介類のパエリアを食べて二日酔いを予防しましょう。

飲み物とおつまみを工夫して二日酔い知らずに

飲むお酒とおつまみを工夫することで、二日酔いを予防できることが分かりました。

・アルコール純度の高い蒸留酒を選んでお酒を飲む
・アルコールの消化を助けてくれる食材を食べる

この2つのポイントを頭にいれて、飲み会に挑めば安心ですね。

しかし、いずれにせよ飲みすぎは注意です!

自分自身にあった無理のない飲み方で、当日も次の日も楽しいお酒にしましょう。

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