スーパーで見かける焼酎量り売り以外にも、お酒の量り売りサービスを開始するお店が増えています。
お酒の量り売りの手軽さが人気を集めているためです。
しかし、お酒の量り売りをしているお店がまだまだ少なく、自分で探すのは大変。
そこで今回は、お酒の量り売りをしているお店を紹介します。
お酒の量り売りのメリットも紹介するので、合わせて参考になさってください。
お酒を量り売りで購入するメリットとは?
お酒の量り売りには、手軽さ以外にどんなメリットがあるのでしょうか。
お酒の量り売りが注目される理由を紹介します。
お酒の量り売りに手を出そうか悩んでいる方はぜひ参考にどうぞ。
1.お酒の量り売りはお財布&環境に優しい
お酒を購入するとついてくる容器。
容器はコスト的にも環境的にも無駄に感じる方が多いのではないでしょうか。
特にガラス瓶の容器は、捨てる手間も考えなければいけません。
しかし、お酒の量り売りには無駄や手間を考える必要がないのが魅力です。
量り売り用の容器を準備されている場合もありますが、ほとんどのお店は容器を持参してリユースする方法です。
SDGsが叫ばれる中、環境問題の一環としても貢献できます。
環境問題・貧困・紛争・人権問題など、世界が抱える課題を2030年までに解決しようという計画・目標。国や企業は三日坊主ではない、継続しやすい方法提示を目指している。
2.お酒の量り売りでオリジナル飲み比べセットが作れる
お酒の量り売りは、好きなお酒を好きな量ずつ売ってもらえるのが魅力です。
容器を複数持ち込めば、それぞれの容器に違ったお酒を入れて持ち帰ることもできます。
お酒の量り売りで、手軽にオリジナルセットを楽しめるのです。
楽天やAmazonのような通販サイトにも飲み比べセットがありますが、お酒に関するアドバイスを直接受けられないのがネックになる場合もあります。
お酒の量り売りができるお店に行けば、お店のスタッフに自分の好みを伝えつつ、好みに近いお酒を選んでもらえる場合も。
失敗のリスクが少なく、お得にお酒を飲み比べられます。
3.お酒の量り売りは希少な逸品を楽しめる
限定生産のプレミアムなお酒は、手の届きにくい価格がネックです。
お酒の量り売りは予算に合わせて数量を選べるため、高級なお酒もちょっとした贅沢感覚で試せるのが魅力。
コツコツと地道に貯めたお金でやっと購入した高級酒も、口に合わなければ台無しです。
まずはお酒の量り売りで味を確かめておけば、頑張って貯めたお金が無駄になりません。
お酒の量り売りは、失敗しない美味しいお酒選びに効果的です。
【ウイスキー】お酒の量り売りができるお店4選
ウイスキーは、日本・スコットランド・アメリカなど産地が様々で、味わいにも違いがあります。
そのため、お酒初心者が買うお酒としてはハードルが高め。
最初は量り売りで手軽に試して、自分の好みを探ってみてください。
ウイスキーの量り売りをしているお店を紹介します。
お酒の量り売りセットが人気「saketry(サケトライ)」
希少なお酒を量り売り「HITOKUTI WHISKY(ひとくちウイスキー)」
量り売り可能なお酒が700種以上「頃末(ころすえ)商店」
量り売りのお酒&おつまみがそろう「TOKYO Whisky Library(トウキョウウイスキーライブラリー)」
お店1.お酒の量り売りセットが人気「saketry(サケトライ)」
オンラインで量り売りのお酒を提供するサービスです。
100種類以上のウイスキーからテイスティングボトルを選び、自宅で試飲できます。
マイ容器の持ち込みはできませんが、テイスティングボトルはシンプルデザインで使いやすいのが魅力。
試飲した時の感想をボトルに直接書き込んでおけば、自分の口に合うかどうかがひと目でわかります。
筆者が試したのは、最近よく飲んでいるアメリカンウイスキー「バッファロートレース」のテイスティングセット(税込2,244円)です。
飲用に適さないと言われる熟成前のウイスキーも試飲でき、とても貴重な体験になりました。
ぜひ皆さんもテイスティングセットでお得にお試しください。
お店2.希少なお酒を量り売り「HITOKUTI WHISKY(ひとくちウイスキー)」
オンラインでウイスキーの量り売りをしてくれるお店です。
ラインナップを確認してみましたが、スコッチウイスキーだけでも限定ウイスキーや終売となったウイスキーがズラリ。
強烈なスモーキーさで人気のある「オクトモア 10年」の2006年や、フルーティさが特徴の「オスロスク 花と動物シリーズ」など、限定品が目立ちます。
1本10,000円以上のウイスキーはなかなか手が出ませんが、量り売りでは手軽に試せます。
たくさんのウイスキーが並んでいますが、レアな逸品を試したい方におすすめの価格帯は2,000円前後のウイスキーです。
中には、既に入手困難となり、いくらお金を積んでも手に入らないレアウイスキーもあります。
興味のある方は公式ホームページをご覧ください。
お店3.量り売り可能なお酒が700種以上「頃末(ころすえ)商店」
神戸でウイスキーの量り売りをしているお店です。
オンラインでも量り売りをしていますが、お店に足を運んで購入するのがおすすめ。
なぜなら、店頭ではウイスキー10mlを100円~で試飲できるためです。
神戸にはなかなか行けませんが、筆者が店頭に足を運ぶ際は、近くのホテルを予約して頃末商店に入り浸ります。
10年以上も前に販売され、まろやかな味わいが特徴のオールドボトルが試飲できるのも魅力です。
オールドボトルは保存状態によって味わいに差がでますが、プロが保管しているため安心です。
頃末商店の詳しいアクセスは公式ホームページからご確認ください。
お店4.量り売りのお酒&おつまみがそろう「TOKYO Whisky Library(トウキョウウイスキーライブラリー)」
東京の表参道にあるバー&ラウンジです。
お店の雰囲気をひと言で表現すると「非日常」。
豪華な見た目の入り口で、入りにくさを感じるかもしれませんが、勇気を出して店内に足を踏み入れましょう。
世界中から集めた1,200種類以上のウイスキーがずらりと並ぶ、圧巻の光景を目の当たりにできます。
ウイスキーの量り売りは15mlまたは30mlで提供しており、万が一マイボトルを忘れても容器販売も行っていて安心です。
テイクアウトできるフードメニューも充実しているため、ウイスキー量り売りと本格おつまみでおうち時間を盛り上げられます。
詳しいお店のアクセスや営業時間は公式ホームページからどうぞ。
【ワイン】お酒の量り売りができるお店を3つ紹介
ワインの本場フランスでは、ワインの量り売りが日常的に行われています。
その日に必要なぶんだけ買ってワインを無駄にしない、という意識が根付いているためです。
フランスのようにワインを量り売りできるお店を紹介します。
お店1.新鮮なお酒の量り売りを展開「シャトレーゼ ベルフォーレ ワイナリー」
山梨県で無濾過のワインを直接ボトルに注ぎ込み、量り売りをするお店です。
フレッシュな香りとさらりとした口当たりは無濾過のワインならではの味わいは初心者にぴったり。
ただし、購入する際は賞味期限に注意が必要です。
鮮度のいいワインを楽しめるのは、瓶に注いでから2週間のみ。
購入後はお早めにお召し上がりください。
お店へのアクセスは下記のリンク先で確認できます。
お店2.量り売りのお酒をその場で楽しめる「東京ワイナリー」
東京唯一のワイナリーで、ワインの量り売りをしてくれるお店です。
小規模なワイナリーですが、アットホームな雰囲気なので気楽に足を運べます。
ワイン造りやシードル造りなどの体験イベントを豊富に開催している点も魅力です。
自分で作ったワインの味わいは格別。
美味しかった、ちょっと失敗したなどと楽しい思い出になること間違いありません。
土日のランチを楽しみながら、夜はどんなおつまみでワインを味わうか考えてみてください。
きっと楽しい夜を過ごせます。
お店の詳細はリンク先に掲載されていますので、興味のある方はぜひご覧ください。
お店3.ワインを樽から量り売り「ドラフトワイン・システム」
注文を受けてからボトルに詰め、最高品質を保ったままのワインを届けてくれるサービスです。
ワインは瓶詰め時が飲み頃のピークに達しますが、多くのワインは瓶詰めしてから手元に到着するまで、ある程度の期間を必要とします。
しかし、ドラフトワイン・システムが提供するワインは違います。
ワインの詰め置きはせず、ワインのラベルに瓶詰日と賞味期限を記載。
徹底した鮮度管理で、美味しいワインを届けてくれます。
筆者が飲んで、驚いたのは圧倒的な飲みやすさです。
赤ワインを注文しましたが、赤ワイン独特の渋味が薄く、フルーティさが口いっぱいに広がります。
容量が500mlと飲み切りサイズで、ソロ飲みにぴったり。
新鮮ワインは下記のリンク先から購入できます。
お酒の量り売りができるお店で手軽&コスパ良く♪
美味しいお酒をお得に購入して、ゆったりおうちで楽しむのは最高です。
そして、おうちでの最高の時間はお酒の量り売りで実現できます。
環境にも優しいお酒の量り売りで、お得にお酒を楽しみましょう。