韓国の鶏鍋・タッカンマリであたたまろう!よく合うお酒もご紹介

韓国の鶏鍋・タッカンマリであたたまろう!よく合うお酒もご紹介

タッカンマリという料理をご存知ですか?

タッカンマリは韓国の煮込み料理のひとつで、丸鶏をじゃがいもとともに鍋で煮込んだ料理のことをいいます。

日本でいうと博多の水炊きのような、白濁したスープで丸鶏を煮込みます。

今回は韓国のタッカンマリや、それに合うお酒についてご紹介します。

タッカンマリとは

タッカンマリは日本語で「鶏一羽」を意味し、その名の通り、丸鶏を鍋でまるごと煮込んだ料理です。

丸鶏をじっくりと鶏のスープで煮込んだら、皮をむいて輪切りにしたじゃがいもと長ねぎ、トッポギを入れて火が通るまで煮込んで出来上がり。

千切りのキャベツや玉ねぎの入った酸味のある辛いたれをつけていただきます。

シンプルな料理ですが味わい深く、夏には滋養をつけるために、冬には身体をあたためるのによく食べる料理です。

タッカンマリと参鶏湯、どう違うの?

鶏が丸一羽入っている韓国料理というと、参鶏湯を思い出す人もいるのではないでしょうか。

このふたつの料理は似ているようで、全く違った料理になっています。

参鶏湯はもち米や朝鮮人参、なつめなどの具材を、鶏肉のおなかに詰めてから煮込みますが、タッカンマリはこれらの具材は使わず、じゃがいもや長ねぎとともに煮込むという点が違っています。

ともに夏の滋養鍋として食べられる点は同じですが、参鶏湯には朝鮮人参が入っており、より滋養に良いのが参鶏湯だといえるでしょう。

タッカンマリをお取り寄せする

本格的なタッカンマリを家で食べるなら、お取り寄せを利用する方法があります。

銘柄鶏を使用したものや、タッカンマリ専門店のものなどが売られているので、好みのものを取り寄せて味わうのも楽しいところです。

参鶏湯のようにレトルトは販売されていないため、体調を崩したときに滋養をつけるのに食べる、というわけにはいきませんが、週末のごちそうなどにぴったりです。

自宅で簡単に作るタッカンマリ

さて、自宅で作ってみたいという方はどうするのがいいでしょうか。

今日食べたい!と思っても、丸鶏が手に入らなかったり、煮込む手間が大変、ということが挙げられると思います。

簡単に作るのであれば、タッカンマリ用の鍋スープも最近は販売されているので、それを使うのが一番簡単かもしれません。

他には、液体の鶏ガラスープを使ったり、鶏白湯鍋のスープを使ったりして、鶏肉とじゃがいも、長ねぎを煮込んでもそれらしくなります。

丸鶏ではなく、手羽先やもも肉、胸肉といった複数の部位を使って煮込めば、丸鶏の代わりになるといえますし、好みで和風だしを合わせて煮込めば、また違った味わいのタッカンマリが出来上がります。

いろいろと工夫をこらしておいしいタッカンマリを作りたいですね。

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タッカンマリと合わせるお酒

熱々のタッカンマリに合わせるのであれば、どんなお酒を選ぶのが良いでしょうか。

タッカンマリは丸鶏を使うこともあり、鶏肉の香りがしっかりすることと、酸っぱくて辛いつけダレでいただくので、ワインを合わせるのならオレンジワインかロゼワインがおすすめです。

オレンジワインは白ワインのような軽快さがありながら、うまみや複雑さが感じられるのが魅力です。

また、韓国料理には韓国のお酒ということで、韓国焼酎を合わせてみるのもおすすめです。

日本ではチャミスルのイメージが強い韓国焼酎ですが、さまざまな銘柄が造られています。

それぞれに蒸留の方法や加える水が違っていたり、中には甘みを加えているものもあるため、味わいが全く違うのを飲み比べるのも楽しいといえます。

韓国の焼酎はアルコール度数が16~20%程度と、日本の焼酎に比べてアルコール分が低いため、ロックや水割りといった飲み方をしないことも特徴のひとつです。

ボトルごとよく冷やして、ショットグラスに注いでストレートでいただくのがおいしく飲むコツです。

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季節はまだまだ冬。寒い夜に熱々のタッカンマリと好みのお酒で身も心もあたたまりたいですね。

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