皆さんが好きな挽肉料理は何ですか?
ハンバーグ、マーボー豆腐、シュウマイ、そぼろ丼、鶏つくねなど、大人も子供も大好きで、ごはんにもお酒にも相性バッチリのお料理がたくさんありますよね。
また、コロナ禍で消費意欲が乏しい昨今、スーパーでは単価の安い挽肉が人気となるなど、家計の強い味方でもあります。
挽肉とは?
挽肉とは、いろいろな部位を混ぜ合わせ、切り刻んだり潰したりした細かな肉のことです。
ちなみに豚と牛など2種類の食肉を混ぜたものは「合い挽き肉」と呼ばれます。
料理により、牛・豚・鶏・合い挽きなどを選ぶのに加え、挽き方にも粗挽き、細挽き、2度挽きなどがあります。
煮込みハンバーグ
最初の料理は煮込みハンバーグです。
焼き目をつけたハンバーグを、ケチャップやウスターソース、赤ワイン、デミグラスソースなどで煮込んだ料理は、老若男女問わず人気ですよね。
ハンバーグの中からあふれる肉汁と、たっぷり絡めるアツアツこってりソースがたまりません!
「飛騨牛煮込みハンバーグ」は、和牛のオリンピックと呼ばれる全国和牛能力共進会で最優秀枝肉賞という最高位を複数回獲得している飛騨牛を100%使い、濃厚なデミグラスソースで煮込んだ逸品です。
こちらに合わせたいのは、「カーニヴォ カベルネ・ソーヴィニヨン」です。
全世界90か国以上で数々の賞を獲得しているカリフォルニアのワイナリー E&Jガロが手掛けるワインで、「肉料理専用ワイン」というコンセプトで造られているのだとか。
カーニヴォとは、肉食動物や肉を食べるのが大好きな人のこと。
あらゆる肉料理のおいしさを引き立てるワインです。
トースト香とエスプレッソやチョコレートを思わせる香りから完熟したぶどうを感じられる。
程よいタンニンと、余韻の長いスムースな口当たり。
限りなく深い色調のワインです。
ふっくらジューシーなハンバーグと、まろやかなカーニヴォのテクスチュアがピッタリマッチします。
デミグラスのコクをリッチなコク・果実味がしっかりと受け止めてくれます。
キーマカレー
次はキーマカレー!
同じお取り寄せするなら、自分ではなかなか作れない、本格派を選びたいもの。
ラム肉を使ったキーマカレーがおススメです。
埼玉県所沢市に本店を構えるカレー店negombo33(ネゴンボさんじゅうさん)監修の「ラムキーマカレー」です。
negombo33と言えば、カレー好きの間で知らない人はいないほどの人気店。
姉妹店が2018年に高円寺に進出し、その後川越と新宿にも出店を果たしています。
しっかりとラムの個性が楽しめるジューシーな粗挽き肉と、複雑さのあるスパイスに、シソやショウガ、別添された花椒などが香るカレーには、どろっとした甘酒のような味わいを持つどぶろくが合います。
合わせたいどぶろくは、数々のどぶろくを試した私が一番好きな武重本家酒造の「十二六甘酸泡楽」です。
毎年10月~3月まで、予約製造している活性どぶろくです。
加熱処理をしていないので、要冷蔵で賞味期限が製造後20日。
冬にしか飲めないので、毎年心待ちにしているどぶろくなんです。
豊かな米の甘み、キリリとしたシャープな酸味、程よい刺激の炭酸が心地よく、まさに「生きている」どぶろくです。
カレーのスパイシーな辛さに、ミルキーなどぶろくが合わさることで生まれる味わいのギャップがとても新鮮です。
武重本家酒造からはほかにも加熱処理を施した、常温保存が可能で賞味期限が長いタイプも発売されています。
軽くてサラサラした「十二六ライト」、クリーミーな「十二六のみごろ」もあるので、好みに合わせて選んだり、ギフトにしてもよいですね。
マーボー春雨
ラストはアツアツのマーボー春雨です!
肉や野菜の旨味をギュギュっとため込んだ春雨を噛みしめたときの幸福感と言ったら・・・
「満州楼の麻婆春雨」は、岡山の老舗中国料理店満州楼の商品で、湯せんするだけでお店の味が簡単に楽しめます。
花椒・豆板醤が豚ひき肉と春雨に絡み、まさに旨辛!
ごはんもお酒も進み放題です。
こちらに合わせたいのは、上海で愛される老酒「石庫門 5年」です。
紹興酒の原料は、糯米と麦麹で、石庫門(シークーメン)も糯米と麦麹で醸造していますがさらにハチミツ・クコ・干し梅を加えているのが特徴です。
紹興酒と比較して、味わいはすっきりとしていますが、様々な原料を使用しているため、味の広がりと深みのある風味が感じられます。
マーボー春雨のスパイス感を楽しみたい時は、ホットやあたたかい烏龍茶やジャスミン茶割りで飲むと香りを膨らませてくれます。
マーボー春雨の味が辛めで濃厚な場合は、ソーダ割りなどにして、気持ちよくグビグビ飲むのもおすすめです。
寒い夜は挽肉を使った料理とお酒をペアリングして、ゆったりと家飲みを楽しみましょう!