5月7日は【ココナッツの日】その由来とココナッツを使ったお酒をご紹介

5月7日は【ココナッツの日】その由来とココナッツを使ったお酒をご紹介

5月7日はココナッツの日です。

オレンジジュースなどのさまざまな清涼飲料水を手掛けることで知られる、キリン・トロピカーナ株式会社が制定した記念日で、日付は「ココ(5)ナ(7)ッツ」の語呂合わせから来ています。

海外ではスーパーなどでも売られている定番の飲料であるココナッツウオーターを中心に、ココナッツの普及や販売促進を目指す日とされています。

ココナッツってそもそもどんなもの?

ココナッツというと南国に育つものであることから、日本ではあまり馴染みがなく、どんなものなのかよく知らない人も多いのではないでしょうか。

ココナッツは日本語で「ヤシの実」のことをいい、ココヤシの木になる果実のことを指します。

繊維質の果肉に包まれた果実は硬い殻を持ち、その中には胚乳が詰まっています。

胚乳は白く固まっている固形のものと、その中心にあるサラサラとした液状のものがあり、液状のものはココナッツジュースとして南国では親しまれています。

成熟したココナッツの固形胚乳を削り取り、乾燥させたもののことをコプラといい、ココナッツオイルの原料に使われるほか、細かくおろして洋菓子の材料にも使われます。

さらに、コプラや胚乳を水に浸して出てきた液をもみ出したものをココナッツミルクといい、タイ料理をはじめとする南国のさまざまな料理に欠かせない材料となります。

ココナッツの硬い殻の部分にある外皮は、とても丈夫なことで知られる繊維、ココナッツファイバーとなり、ロープを作ったり、マットを作るのに使用されます。

また、殻の部分は食器や小物にしたり、燃料として使用することもあるのだそうです。

ココナッツは捨てるところがなく、さまざまなものに加工される果実だということがわかります。

積極的に取り入れたいココナッツウォーター

さて、ココナッツの日にその普及の中心とされているのがココナッツウォーターですが、ココナッツウォーターとはどんなものなのでしょうか。

ココナッツウォーターは熟す前のココナッツからとれる果汁のことで、熟した実のコプラからとれるココナッツミルクとはまったく違うものです。

ココナッツウォーターには電解質やミネラルが含まれるため、南国では天然のスポーツドリンクとして親しまれており、スマトラ沖の地震で3ヶ月の間海を漂流した男性がココナッツウォーターだけで命をつなぎとめたという実話もある飲み物です。

脂肪分やコレステロールはゼロでカロリーが低く、マンガンやマグネシウム、カリウムなどのミネラルが含まれることから、オーガニックのスポーツドリンクとして、アメリカの健康志向の強いセレブリティの間で人気が高まっています。

体にいいことがいっぱいあるココナッツウォーター、ぜひ積極的に取り入れたいですね。

ココナッツを使ったお酒

ココナッツを原料としたお酒ももちろん存在します。

フィリピンではココナッツの花蜜を発行させたものを蒸留した「ランバノグ」や、樹液を自然発酵させて造る「ドゥバ」というお酒を造っていますが、日本では手に入りにくいのが難点です。

また、現地で購入するときも信頼のできるメーカーのものでないと、メタノールが含まれているため死亡事故に発展することがあるため、購入の仕方にも気をつけないといけません。

その点では、日本でもおなじみの「マリブ」のようなリキュールは、手軽に南国の香りを楽しめるお酒として、カクテルなどで親しんでいる人も多いといえるでしょう。

手軽にコーラやパイナップルジュースで割ったり、牛乳で割ってもおいしく、パイナップルジュースと牛乳とマリブを1:1:1でシェイクすればピニャコラーダの出来上がりです。

甘く香ばしいココナッツの香りは夏や南国を思わせ、開放的なこれからの季節へと気分をいざなってくれます。

ココナッツの日にはマリブを使ってピニャコラーダを楽しんでみてはいかがでしょうか。

一足早い夏の訪れを楽しむことが出来ますよ。

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