初夏の風物詩であるほおずき。
この時期となると、色々な神社でほおずき市が開かれます。
風鈴の音色と共に赤く鮮やかに実るほおずきを見ると夏が始まったと思いますね。
しかし、なぜこの時期にその様な縁日が開催されるのか、ほおずきなのか不思議だと思いませんか?
今回はそんなほおずき市に関しての小話と共に、この日にピッタリのお酒を紹介していきたいと思います!
今日は何の日
7月9日はほおずき市の日です。
ほおずき市とは、四万六千日に開かれる縁日の事であり、この日に参詣すると四万六千日分お参りしたのと同じ御利益が得られるという日になります。
特に有名な東京の浅草寺で開かれるおずき市は、毎年多くの参詣人で賑わっています。
2021年ほおずき市の開催については、昨年同様で残念ながら今年も中止となりました。
ただ四万六千日の法要と、雷除けのお札の授与は行われますので、近くの方や時間がある方は立ち寄ってみるのも良さそうですね。
でも、何故この日にほおずきが利用されるか知っていますか?
実はほおずきは夏負けの厄除けになるとされており、漢方薬としても用いられていました。
最初に四万六千日の縁日にほおずき市を立てたのは愛宕神社ですが、その後は浅草寺でもほおずき市を開くようになり、今でも長く浸しまれる市になっています。
ほおずき市には沢山のほおずきが販売されており、屋台も出されているため、外国から来た観光客や浴衣を着た観光客など沢山の方が足を運ぶ縁日なので、来年こそ開催されるといいですね。
この日にちなんだお酒
観賞用として浸しみがあるほおずきですが、実は食べれます。
もちろん、ほおずき市で販売されているほおずきは殆どが観賞用として栽培され出来たものですが、ほおずきには食用のものがあります。
ヨーロッパでは食用ほおずきが一般的でフルーツとして普通にスーパーで購入出来るのです。
食用ほおずきの見た目やサイズは黄色のミニトマトで、味は甘みが強く酸味は少なくパイナップルやマンゴーに近い味をしており、酸味と甘みのバランスが丁度良い味になります。
また、観賞用のほおずきは生薬として鎮咳、解熱、利尿作用があり、咳、発熱、のどの痛み、むくみなどに効き目があると言われ、昔から愛されてました。
そんなほおずきは、お酒にもなっております。
それがこちらのかみこあに観光物産株式会社 ほおずき酒です。
秋田県上小阿仁村産の食用ほおずき「恋どろぼう」をふんだんに使って出来たほんのり甘く、優しい味の日本酒ベースのリキュールです。
上小阿仁村日本で初めて食用ほおずきを栽培を始めており、かみこあに観光物産株式会社は上小阿仁村ならではの様々な食材を使った加工品を多数開発・販売しています。
ほおずきならではの香りと甘さを贅沢に堪能することが出来る一品で、よく冷やした後に攪拌してそのまま飲むのがベスト!
アルコールは9%程なので、少し強めですが日本酒よりかは少なめなので飲みなれていない人にも飲みやすいと思います。
いかがでしょうか?
ほおずき市がある日は、縁日は無いけど四万六千日の法要を行ってもらって自宅でのんびりほおずきのお酒を飲んでみませんか?
夏の始まりを感じさせる甘いほおずきのお酒で夏負けの厄除けも一緒にしましょう!!