女子会で人気だった”美郷雪華”~「日本酒、いいかも」第四回~

女子会で人気だった”美郷雪華”~「日本酒、いいかも」第四回~

“haki”必携・下戸ライターSAKKOです。
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

今日は、1月1日元旦、お正月は日本酒に出会うチャンスも多いでしょうね。是非、その機会を逃さないで、積極的に味わいましょう。だって、自分が好きな日本酒って、結局は自分の舌でしか探せないと思うの。

さて、正月元旦にどの日本酒を紹介しようか考えたのだけど、今回は、SAKKOのおすすめではなく、実際に女子に人気だったお酒を紹介しちゃいましょう。

もう昨年になってしまいましたが、11月に東京汐留で開催された「秋田SAKEカフェ for 女子会」に行ってきました。

秋田SAKEカフェ for 女子会

女性だけの日本酒の会って初めて。まあ、日本酒の会そのものをそんなに知らないのだから当然なんだけど。当日はなんと約300人の女性が集まったのですって。嬉しかったのは、日本酒だけじゃなくて秋田の牛肉やだまこ鍋など、秋田の美味しいものもたくさんあったこと。
SAKKOのように下戸の人間でも、とっても楽しめたの。勿論食べるだけじゃなくてお酒を作っている杜氏さんとお話ししたりしていろいろなことを教わったのよ。楽しかったわ。

また、こんな会があったら、皆さんにも出来るだけお知らせしますね。

さて、この女子会で、たくさんの人が「ラベルが可愛いから、これ飲んでみたい」と言っていた日本酒の一つが、秋田県の高橋酒造店の「奥清水純米酒 美郷雪華」なんですって。

奥清水純米酒 美郷雪華

SAKKOも一目見て、飲んでみたかった、ん? なめてみたかったかな?でも残念“haki”必携・下戸ライターのSAKKOは味をみることが出来なかったの。だってみんな楽しんでお酒を飲んでいるのに、そこで吐器を使うのも粋じゃないじゃない。だから、指をくわえて見ているしかなかったの。

秋田県の南地域の仙北郡美郷町、2月には六郷のカマクラ行事が行われるんですって。この六郷のカマクラは、国の重要無形文化財に指定されているとか。そう、土地の名前とその景色から「美郷雪華」と名前をつけたのですって。

六郷のカマクラ行事の竹打ち
六郷のカマクラ行事の竹打ち

この日本酒ができるまでには、大変な苦労があったそうよ。
美郷町ならではの特産品をつくろうと考えて酵母の採集に取り掛かったのが6年前。3年間で約3,000の検体を採取し、その中から清酒づくりに適した酵母を探してたどり着いたのは、わずか三つだけ。秋田県の醸造試験場にも協力してもらい、ようやく日本酒として出来上がり、製品になったのはまだ最近2年前のことなんですって。

日本酒を作るって大変だとはおもったけど、これほどとは!
でも、そのこれだけの苦労があったから、すっきりとした酸味が特徴の、女性に是非飲んでほしいという日本酒が出来上がったのでしょうね。女子会で人気なのもうなずけるわ。

そして、このお酒は、ディナーよりは夕飯に飲んでほしいそうよ。そう、改まってではなく普段の生活の中で味わってほしいのですって。

秋田の郷土料理「きりたんぽ」や「だまこ鍋」と合わせて飲むと、より美味しく感じるとか。うわあ、SAKKOも会場でだまこ鍋と一緒に飲んでみたかったわあ。

もっと渋くという方には、秋田の漬物「いぶりがっこ」がお勧めですって。どうせなら、カマクラの中で、鍋をつつきながら飲んでみたいわね。

日本酒デビューには、お勧めかも。次回は、何を紹介しようかしら。

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