毎月20日は【発芽野菜の日】その由来と発芽野菜のお料理とお酒を楽しむ

毎月20日は【発芽野菜の日】その由来と発芽野菜のお料理とお酒を楽しむ

毎月20日は「発芽野菜の日」です。

広島県広島市に本社を置き、発芽野菜の製造を行う株式会社村上農園により制定されました。

日付は、毎月20日(はつか)を「発芽(ハツガ)」と読む語呂合わせに由来し、発芽野菜(スプラウト)の認知度をアップしたいという想いから制定されました。

発芽野菜とは?

発芽野菜とは、主に穀類、豆類、野菜の種子を人為的に発芽させた新芽のことです。発芽した芽と茎が食用となり、新芽野菜とも呼ばれます。

歴史を遡ると、古くは5000年前の古代中国において、マメ科のスプラウト モヤシが栽培されていたと言われています。

発芽野菜の分類

発芽野菜は、生育方法により大きくはモヤシ系とカイワレ系に分けられます。

モヤシ系

マメ科の種子を発芽させたもの。

茎が太く種子が先端についたまま伸びます。

暗室のみで育て、発芽後は緑化させません。

緑豆もやし、大豆もやし、アルファルファなど。

カイワレ系


主としてアブラナ科の種子から芽が伸びてゆく品種。

茎が伸びるまで暗室で育て、その後光をあてて緑化させます。

大根、ブロッコリー、豆苗など。

このほか、スーパースプラウトのように暗室で発芽後に緑化させたカイワレとモヤシの中間系もあります。

注目の「ブロッコリースプラウト」

モヤシやカイワレ大根といったおなじみの発芽野菜に加え、近年では様々な種類のスプラウト(新芽)が店頭に並んでいます。

中でも注目されているのが、ブロッコリースプラウトです。

最近メディアやSNS等で良く話題になっており栄養が豊富。

「スルフォラファン」という医学界でも注目の成分が含まれており、体内に入った化学物質の解毒、抗酸化作用、がん予防とさまざまな効果が。

またダイエットには欠かせない「血糖値」のコントロールに効果的です。

さらに、「スルフォラファン」には、うつ病の原因となる脳内物質を減らす効果もあると言われているため、現代のストレス社会で美容と健康を維持したい方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?

では次に、発芽野菜を使ったお料理とお酒のペアリングをご紹介していきましょう!

発芽野菜を使ったお料理とお酒のペアリング①

最初の料理は「豆苗のペペロンチーノ」です。

豆苗は、マメ科エンドウ属のエンドウ豆の新芽です。

ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、葉酸やナイアシンなどに代表されるビタミンB群、βカロテン、ビタミンK、カリウムなどが豊富です。

ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEには抗酸化作用があり老化の抑制が期待でき、ビタミンKは、骨の形成や止血に効果的で、いずれも健康維持に欠かせない成分ですよね。

水耕栽培で作られており、天候に左右されず供給量が安定してるので、1年中リーズナブルに購入することができる家計の味方でもあります。

そんな豆苗を使ったペペロンチーノは、ニンニクと唐辛子の風味と豆苗のシャキシャキ食感が楽しめる、シンプルながらも満足感の高い一品です。

ニンニク&唐辛子のスパイシーなおいしさには、良く冷えたスパークリングワインがぴったりです。

泡が辛さをマイルドにしてくれますし、ワインの酸味・果実味がしっかりして口の中を洗い流してくれるので、しっかりした味のパスタがどんどん進みます。

サンテロ ピノシャルドネ スプマンテ

合わせたいお酒はイタリアのスパークリングワイン「サンテロ ピノシャルドネ スプマンテ」です。

ピノ・ビアンコとシャルドネが使われた本格辛口スパークリングで、きめ細かな泡立ちとシトラス系果実を連想させる爽快な味わい。

なのにハイコスパなので高い人気を誇っています。

発芽野菜を使ったお料理とお酒のペアリング②

次の料理は「もやしのお好み焼き」です。

作り方は簡単!

いつものお好み焼きのキャベツをもやしに変えるだけでOK!

もやしが1袋余っている時や、キャベツをカットするのが面倒・・・といった時におすすめです。

また、かさがある割にローカロリーなので、ダイエット中の方も安心して食べられます。

もやしたっぷりでシャキシャキ感がたまりません!

色々アレンジしたい方はキムチを刻んで混ぜ込んでも美味しいですよ。

丹後クラフトビール アンバーエール

合わせたいお酒は「丹後クラフトビール アンバーエール」です。

アンバーエールにはアメリカ産のカスケードというホップが使われており、褐色の見た目そのままに濃厚で豊かな味わいとグレープフルーツを思わせる酸味・苦味が特徴。

お好み焼きにはまったりとした濃厚なソースが使われるので、炭酸の泡と苦味が口の中をひき締めてくれるアンバーエールとの相性バッチリです!

発芽野菜を使ったお料理とお酒のペアリング③

最後の料理は「ブロッコリースプラウト入りサラダ」です。

ブロッコリースプラウトの豊富な栄養を逃さず食べるには加熱しないで生食するのをおすすめします。

また、豊富に含まれているβ-カロテンは脂質と一緒に食べると吸収効率が高まるので、ドレッシングをかけていただきましょう!

ボートシェッド ベイ マールボロ ソーヴィニヨン ブラン2021

合わせたいお酒は「ボートシェッド ベイ マールボロ ソーヴィニヨン ブラン2021」です。

ボートシェッド ベイは、カリフォルニアのワインメーカー フォリーがニュージーランドで行っているワインのプロジェクトで、マスター・オブ・ワインの称号を持つアラステア・メイリング氏が手掛けるコスパの高いワインが多数あります。

このワインの特徴は、フレッシュなグレープフルーツやハーブの香りと爽快な酸、心地よい長めの余韻です。

ソーヴィニヨン ブランには、エッジの効いたハーブのアロマがあるため、あらゆる野菜やハーブを用いた料理にぴったり!

また、サラダにはつきもののドレッシングには酸味があり、その酸味とソーヴィニヨン ブランのクリアな酸がよく合います。

「リボベジ」にチャレンジ!

ブロッコリースプラウトを含む一部の発芽野菜は、「リボベジ(リボーンベジタブル、再生野菜)」と言って、根や茎を少し残しておくと、そこから自分で再び育てることができます。

「発芽野菜の日」は、発芽野菜を使ったお料理をもりもり食べながらお酒を楽しみ、リボベジにチャレンジしてみてはいかがでしょうか♬

今日は何の日カテゴリの最新記事