毎月12日は【パンの日】その由来とサンドイッチと楽しみたいお酒をご紹介

毎月12日は【パンの日】その由来とサンドイッチと楽しみたいお酒をご紹介

毎月12日はパンの日です。

パン食の普及宣伝活動などを行っている「パン食普及協議会」により1983年に制定されました。

日本で初めてパンが焼かれたのは、1842年4月12日。

伊豆国の代官であり西洋流兵学者であった江川太郎左衛門英龍(えがわたろうざえもん ひでたつ)が軍用携帯食糧として乾パンを作ったのが最初だと言われています。

その日を記念して、4月12日が「パンの記念日」、毎月12日が「パンの日」とされました。

世界各国・全国各地に色々なパンがありますが、食事系の代表格と言えばサンドイッチ。

お酒にも良く合いますよね。

そこで今回は、様々なサンドイッチとそれらに合わせたいお酒をご紹介します!

サンドイッチとは?

サンドイッチとは、薄く切ったパンに野菜や肉などを挟んで、もしくはのせて食べるパン料理のことです。

2枚のパンで具材を挟むサンドイッチは、1760年頃にロンドンの紳士クラブで誕生したのだとか。

国務大臣だったサンドウィッチ伯爵 ジョン・モンタギュー氏はギャンブル狂で、ゲームを続けながら食べられるように二枚の焼いたパンに肉などの具材を挟んだものを食べながらギャンブルをしていたという記述が書物に残されています。

その後サンドイッチという呼び名が普及していき、18世紀末にはイギリスで二枚のパンに具材を挟んだサンドイッチが広く認知されていたそうです。

ちなみに、サンドウィッチ伯爵はかつて地中海地域を旅したことがあり、ピタサンドのようなものを現地で見て知っていたので、具材を挟んだパンをリクエストしたのではないかとも言われています。

また、サンドウィッチ伯爵は当時仕事で忙しくしており、ギャンブルではなく書類仕事をしながら食べられるようにサンドイッチのような食べ方をしたのではないかという説もあります。

19世紀末になると、フランスではクロックムッシュ、アメリカではBLTやクラブハウスサンドなど、各地のパンと具材を組み合わせた様々なサンドイッチが誕生しました。

薄くスライスしたパンに具材をはさむ英国式サンドイッチ以外にも、今や様々なサンドイッチがあります。

何種類かご紹介しましょう!

色々なサンドイッチ①-ベーグルサンド

最初にご紹介するのはベーグルサンドです。

日本でも、ベーグルそしてベーグルサンドがすっかり根付いてきました。

アメリカではもともとユダヤ系移民によってニューヨークにもたらされ、次第に全米に広がり、その後日本でもブームに。

そのもちもちした独特の食感と、ノンファット、ノンコレステロールで、素材に乳製品や卵を使わないことから、ヘルシーなパンとしてブームになりました。

サンドとしてメジャーなのはスモークサーモンのベーグルサンドではないでしょうか?

サーモンとクリームチーズだけでも美味しいんですが、スライスオニオンやサラダ菜を加えると、食感や風味が加わりさらに美味しさUP!

ポール ルイ ブリュット

こちらに合わせたいのは、1884年創業のロワールの名門ワイナリー メゾン・ヴーヴ・アミョが手掛ける「ポール ルイ ブリュット」です。

SAKURAワインアワード金賞を受賞し、国内外から高く評価されています。

ポール・ルイ ブリュット PaulLouis定番 750 ml ×1本 フランス  サッポロビール ワイン

シャンパンと同じ瓶内二次発酵で造られたスパークリングワインで、果実味のあるソフトな泡とフレッシュな酸味が特徴的です。

ミネラル感と爽やかな酸が、サーモンの甘みのある脂・とろけるような食感と調和しつつ、口の中を洗い流してくれます。

色々なサンドイッチ②-タルティーヌ(オープンサンド)

次のサンドはポークリエットをトッピングしたタルティーヌ(オープンサンド)です。

ポークリエットは、豚のバラ肉や肩肉をカットし、強めに塩を振って、脂肪(ラード)の中で簡単にほぐれるまで弱火でゆっくりと加熱した料理。

軽くトーストしたバゲットにのせて食べると、ゴロゴロとした肉の存在感となめらかな脂の食感が絶妙で、パンのクリスピーな食感や香ばしさを引き立ててくれます。

トゥーレーヌ ソーヴィニヨン ラルパン・デ・ヴォドン ブラン

こちらに合わせたいのは、「トゥーレーヌ ソーヴィニヨン ラルパン・デ・ヴォドン ブラン」。

造り手ドメーヌ・メリオーは、ワイン誌で「才能がありエネルギッシュ」と評価される実力派生産者です。

白桃やライチ等の白い果実を想わせる芳醇な香りがあり、ボディと新鮮な酸味、ミネラルのバランスが絶妙です。

リエットは、フランス・ロワール地方のトゥーレ―ヌはの郷土料理として知られています。

そこで、トゥーレ―ヌの白ワインの定番とも言えるソーヴィニヨン・ブランをセレクトしました。

リエットにはパセリやタイムなどハーブが加えられることが多く、ソーヴィニヨン・ブランにもハーブのニュアンスがあるため、同調のペアリングとなり、口の中で味の一体感が生まれ、双方の余韻を楽しむことができます。

色々なサンドイッチ③-ケバブサンド

最後は、ケバブサンドです。

ケバブとは中東料理の一種で、肉類・魚類・野菜類などのロース料理の総称です。

ケバブサンドには袋状になったピタパンが使われ、そこに野菜や肉(牛・ラム・チキンなど)のケバブを詰め、ソースをかけて完成です。

実はケバブサンドはトルコ料理ではなく、ドイツ発祥だということをご存じでしたか?

トルコからドイツへ移民したカディル・ヌルマンさんという方により考えられたと言われており、ケバブサンドは今では「ドイツの国民的ファーストフード」と呼ばれるほど人気になっています。

エルディンガー デュンケル

合わせたいお酒は「エルディンガー デュンケル」です。

「エルディンガー」は、ドイツ・バイエルン地方で1886年に創業した小麦ビールメーカーです。

ローストされた麦芽の甘みと苦みのバランスが程よく、黒ビール特有の深いコクと小麦ならではの甘みやクリーミーな味わいが、パンチの効いたケバブと相性抜群。

病み付きになること間違いなしの組み合わせです。

ディナーにしたくなるようなサンドイッチとお酒を準備して、パンの日を楽しんでみませんか?

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