5月5日は【植物エキスの日】その由来と薬用植物を使ったお酒をご紹介!

5月5日は【植物エキスの日】その由来と薬用植物を使ったお酒をご紹介!

5月5日は「植物エキスの日」。

岐阜県に本社を置く、研究開発型原料メーカー・一丸ファルコス株式会社により制定されました。

同社は、植物などの天然素材から化粧品や健康食品などの原料を製造。植物エキスの優用性を知ってもらいたいという想いからこの記念日が創られました。

日付は、611年の陰暦5月5日に「薬狩り」という薬草を採取する行事が行われており、薬草の成分を抽出したエキスが治療に役立てられていたと考えられることから、新暦の同じ日付の5月5日が選ばれました。

薬用植物とは?

薬草・薬用植物とは、薬用となる植物の総称です。

草本類だけでなく木本類も含み、そのまま、または加工を施し、有効成分を抽出し用いられます。

身近にみられる薬草・薬木

薬草・薬木には以下のようなものがあります。

お茶として販売されている馴染み深いものや、綺麗な花を咲かせ日頃お花屋さんで買っていて「これが薬草?」と意外なものもありますね。

■ドクダミ


日本、中国、ヒマラヤ、ジャワの湿り気のある所に分布。

初夏の花期に採取して乾燥したものを「十薬(ジュウヤク)」といい、利 尿、腫れ物、緩下剤、毛細血管強化、にきび等皮膚殺菌に効果的です。

■リンドウ

中国東北部、朝鮮半島、日本の山地の草地に分布。

秋に採取した根を咳止め、痰が出やすくするのに服用します。

■アマチャヅル


東アジアの山地の樹下に広く分布。

葉を夏に採取して天日乾燥して、利尿、咳止め、強壮に用いられます。

■オオバコ

日本、東シベリア、サハリン、中国、台湾、マレーシアに分布。

葉が大きく広いことから大葉子(オオバコ)と呼ばれ、咳止め、利尿や炎症を抑えるのに用いられます。

■キキョウ

中国東北部、ウスリーから朝鮮半島、日本の山地の草地に分布。

秋に採取した根は咳止めや、痰が出やすくするのに服用されます。

■ハス


日本、東アジアの池沼に生えます。

果実を秋に採取し、強壮薬、吐き気鎮め、のどの渇き止めに用いられます。

■ユリ

球根を熱湯をかけた後、天日乾燥して、滋養強壮、咳止め、鎮静に用いられます。

薬草酒

薬草や香りの良い植物、強壮等に役立ちそうな成分を浸出させたお酒(薬草酒)もあります。

古代ギリシャの医師ヒポクラテスが薬草をワインに漬け込んで作ったのが起源という説や、ケルト民族の薬草師が作ったなど諸説あります。

中世ヨーロッパ時代には、修道士や薬剤師たちが蒸留酒に薬草やハーブを混ぜ合わせ、独自のレシピが造られていき、これらが現在の薬草系リキュールの元となっています。

では、市販されている薬草系リキュールをいくつかご紹介しましょう!

おすすめの薬草系リキュール

■カンパリ 25度

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最初のお酒はイタリアを代表するリキュールの1つ「カンパリ」です。

カンパリには、ビター・オレンジ、キャラウェイ、コリアンダー、リンドウの根など、約60種の材料が使われていると言われています。

イタリアのミラノでバーテンダーをしていたガスパーレ・カンパーリにより開発され、1860年、「ビッテル・アルーソ・ドランディア」(Bitter All’uso d’Hollandia、オランダ風苦味酒)という名で売り出されました。

カンパリ:オレンジジュースを1:4で割る「カンパリオレンジ」や、カンパリ:炭酸水を1:3で割る「カンパリソーダ」などがメジャーな飲み方ですね。

カンパリをグレープフルーツジュースとトニックウォーターで割る「スプモーニ」や、カンパリをミルクで割る「カンパリミルク」など様々に楽しめるのも魅力ですね。

■スーズ 20度

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次のお酒はフランス生まれのリキュール「スーズ」です。

原料は、野生りんどうの一種であるゲンチアナの根とバニラ、オレンジと3種のハーブ。

“黄色いカンパリ”とも呼ばれる黄色い水色が特徴的。

消化を促進する効果があると言われ、フランスでは食前酒として飲まれています。

スーズ:トニックウォーターを1:3で割る「スーズトニック」や、スーズ:トニックウォーターを1:3で割る「スーズギムレット」、スーズとシャンパンを合わせた「エチュード」など、様々な飲み方で愛され、ピカソやダリに代表される芸術家たちに愛飲されたことでも知られています。

■アブサント 26度

次のお酒はフランス生まれのリキュール「アブサント26」です。

アブサント(アブサン)は、ヨーロッパ各地で作られる薬草系リキュールです。

ニガヨモギを主に、アニス、アンゼリカ、フェンネルといったハーブや香辛料をアルコールに浸して作られます。

主要原料のニガヨモギの中のツヨンという成分に幻覚・錯乱作用があるとされ、フランスやスイスなどでは一時製造禁止になりました。

その後、ツヨンの含有量が基準値以下という条件での製造・販売が再開され、現在では一般に流通しています。

一般的にはアブサントはアルコール度数40度以上と高めです。

そのため、飲むのを躊躇するという市場のニーズに応え、よりトライしやすい26度の商品が発売されました。

砂糖を加え水で割って飲むことが多く、フランスでは、1:5の割合でアブサンと水を割る飲み方がポプュラーなのだとか。

淡い黄緑色で、水を加えると白濁するのもその特徴の1つです。

また、トニック割りもオススメです。

薬草系リキュールは、個性が強いものが多いので若干ハードルが高めかもしれませんが、まずはバーなどで気になるリキュールを試し、お気に入りを見つけたら様々なスタイルで楽しんでみてはいかがでしょうか?

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