ゴーヤーの日は沖縄発クラフトビールでリゾート気分

ゴーヤーの日は沖縄発クラフトビールでリゾート気分

5月8日はゴーヤーの日です。

5(ゴ)8(ヤ)の語呂合わせから来ており、JA沖縄経済連と沖縄県が1997年に制定した、比較的新しい記念日です。沖縄の特産野菜、ゴーヤーの消費拡大を目的としており、各地のスーパーなどで販売促進イベントが行われます。

南国生まれの丈夫な作物、ゴーヤー

ゴーヤーは熱帯アジア生まれの野菜です。中国から伝わってきたといわれ、1600年代初頭の書物にゴーヤーの名が記されています。沖縄の文献に登場するのは1713年。「琉球国由来記」にその名が記されていますが、どのように伝わってきたのかは不明だといいます。つる性の植物で、病害虫に強いことから、現在ではグリーンカーテンを作る際に用いられることも多くなりました。ゴーヤーの実は炒め物やおひたし、和え物などに良く、150g食べると1日のビタミンC推奨量を摂取できることから、近年人気の野菜になっています。生産量は沖縄県が一番多く、全体の3割のシェアを誇ります。

沖縄料理の代表格、ゴーヤーチャンプルー

沖縄料理というと、まず挙げられるのがゴーヤーチャンプルーではないでしょうか。種を取り除いたゴーヤーを切り、島豆腐や豚肉、玉子と炒め合わせた沖縄の定番料理です。チャンプルーは沖縄の方言で「ごちゃまぜ」を意味し、野菜や豆腐などの食材を使った炒めもののことを指します。ゴーヤーだけでなく、タマナー(きゃべつ)やマーミーナー(もやし)など、さまざまな野菜のチャンプルーがあり、そのレシピは家庭によって違います。野菜を使うものには島豆腐が入っているのがお決まりではありますが、同じチャンプルーでもお麩やそうめんを使ったものはそうでなかったりするので、ゆるい感じでレシピが決まっているのかもしれません。

沖縄料理を象徴する「ぬちぐすい」

沖縄では、中国から伝わった「医食同源」を取り入れた食事が、日常的な食事の根源にあるといわれています。食事は命を養い、健康を守る「ぬちぐすい」(命の薬)であるという考え方があり、食材のもつ栄養や、栄養面での相性をもとにしたバランスの良い料理が多いといいます。豚肉や豆腐、昆布、ゴーヤーなど、沖縄料理に欠かせない食材は、命を養うのに必要不可欠なもの。沖縄料理を普段の生活に取り入れることは、美味しく健やかに過ごすためのヒントになるかもしれません。

クラフトビールが今アツい!

沖縄で造られているお酒というと、やはり泡盛を思い浮かべる方が多いと思います。しかし、沖縄では実にいろいろなお酒が造られています。オリオンビールやパイナップルワイン、ハブ酒に日本酒、さらにはラムなど。旅行に行くと手にできるこうしたお酒もそうですが、今ちょっとしたブームになっているのはクラフトビールです。沖縄にもいくつかのブルワリーがあり、それぞれ個性的なビールを造っています。

サンゴ礁から生まれたビール

なかでも、観光名所として知られる玉泉洞がある「おきなわワールド」は、敷地内にクラフトビールのブリュワリー、南都酒造所を擁しています。南都酒造所が造る沖縄サンゴビールは、サンゴ礁から生まれた鍾乳洞の地下100メートルから汲み上げた水を使用して醸造。コーラルウォーターとたっぷりのホップを使用したビールは、さまざまな賞を受賞し、品質も折り紙付きです。IPA、アルト、ケルシュ、ブラックエール、セゾンの5種類のビールを生産しており、飲み比べも楽しめます。

ゴーヤーの日は、ゴーヤーチャンプルーを作って、沖縄のクラフトビールで乾杯するのもいいですね。ビールの栓を開けたら、たちまちそこは沖縄のリゾート。珊瑚礁の海を思いながらグラスを傾ければ、熱い夏の風が吹いてきそうですね。旅気分を味わうのにもぴったりですよ。

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