「ふるさとの日」は福井の名酒と魚のマリアージュを堪能しよう

「ふるさとの日」は福井の名酒と魚のマリアージュを堪能しよう

2月7日は福井県のふるさとの日です。

明治14年の2月7日に太政官布告により、石川県にあった嶺北地方と滋賀県にあった嶺南がともに分離され、それらが合併し現在の福井県が設置されました。そのことから福井県は2月7日をふるさとの日と制定しました。

今回はそんな福井県にまつわるお酒を紹介していきたいと思います。

福井県は日本酒作りが盛ん

酒樽

福井県には名水が豊かにある場所で「ふくいのおいしい水」として県に認められている湧水スポットが30ヶ所以上あります。また、酒造好適米として有名な「五百万石」の生産が全国2位と日本有数の酒米の生産地でもあります。美味しい日本酒作りに欠かせない美味しい水とお米を作っているだけあって日本酒の蔵元が30ほどあります。
蔵元によって異なりますが、福井県の日本酒は後味が「すっきりとキレのある淡麗な味」と評されています。

そんな福井県で人気の日本酒を紹介します。

九頭龍 純米|黒龍酒造

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黒龍
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1804年に創業した歴史ある酒造で「味わうという一瞬に、知恵を絞る」という考えのもと日本酒を作っています。そんな黒龍酒造の代表的な日本酒の1つの九頭龍純米は五百万石の米の旨味、風味を感じられながらも飲みやすく、何にでも合います。燗にしても冷やで飲むのも良し毎日でも楽しめる日本酒です。

梵 特選純米大吟醸|加藤吉平商店

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加藤吉平商店
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1860年それまで両替商・庄屋だった先祖が日本酒製造を始めたことから商店という名前がついています。全ての銘柄を梵に統一し大量生産することなく「体に優しく、心から上手いといってもらえる」日本酒作りをしています。そんな梵の特選大吟醸ははお酒を0℃以下で1年〜2年氷温熟成させたものでグレープフルーツのような香りと米の旨味のある芳醇旨口の日本酒です。

福千歳 圓【山廃純米酒】|田嶋酒造

1840年代に創業し、今も伝統技術の「山廃仕込」で手間暇をかけて造られているお酒です。創業が福井県千歳町だったため福が千歳と続きますようにという願いを込めて福千歳と命名されたので縁起も良さそうです。
山廃仕込ならではの力強い味と幾重にも折り重なった熟した旨味と柑橘を絞ったような苦味がアクセントとなっているお酒です。

紗利 五割諸白|毛利酒造

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1938年創業の小さな蔵元で日本海に面する福井県だからこそ魚介にあう酒を作りたいという思いのもと紗利が作られました。サンスクリット語の「米」を意味する「サリ」から名付けられたこのお酒はフランスのメイシェフが注目したことから一気に人気が出ました。レモン水のような爽やかな酸味があり、魚介をサッと流してくれる極上の食中酒です。

一本義 袋吊り純米大吟醸|一本義久保本店

1902年奥越前で創業し、豊かで清らかな水と美しい田に囲まれ、酒造りに最適な風土の中にある酒蔵です。希少な酒米の越の雫を使用し、もろみを絞るのではなくもろみ入りの酒袋から自然に落ちた雫だけを使った贅沢な日本酒です。優雅で華やかや香りと透明感のある口当たりで海外でも数々の賞をとった世界にも認められたお酒です。

まとめ

おちょこ

福井県は他にも美味しい日本酒がたくさん作られているだけでなく、日本海に面している美味しい魚介にも恵まれています。福井の魚介といえば越前ガニで2月はちょうどカニの美味しい時期でもあります。今宵は日本酒とカニを合わせて少し贅沢な時間を過ごしてみませんか?

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