日本酒の初心者におすすめの「飲み比べセット」って?基礎知識とあわせて解説

日本酒の初心者におすすめの「飲み比べセット」って?基礎知識とあわせて解説

日本酒には辛口、甘口、ふくよか、淡麗など様々な味わいがあります。

日本酒の味わいを比較し奥深さを知るためには、飲み比べセットがおすすめです。

この記事では、日本酒初心者の方に向けて日本酒の基礎知識とおすすめの飲み比べセットを紹介します。

日本酒ってどんなお酒?種類や味の違い

日本酒は米、米麹、醸造アルコールを原料として製造されているお酒です。

醸造アルコールを展開しない日本酒を「純米酒」と呼び、醸造アルコールを添加する日本酒を「醸造酒」と呼びます。

純米酒は米の旨味やコクが味わえ、醸造酒はすっきりした味わいが特徴。

日本酒の味わいは大きく「甘口」(糖分が多い)と「辛口」(糖分が少ない)に分けられます。

そして日本酒度と酸度のバランスによって「淡麗」(癖が少なくさっぱりしている)と「濃醇」(深い味わいやコクがある)に分けられます。

初心者にとって、甘口なのか辛口なのかは、日本酒を選ぶうえでの大きなポイントです。

初心者には日本酒の飲み比べセットがおすすめの理由って?

初心者には日本酒の飲み比べセットがおすすめ。

理由は以下3つです。

  • 色々な日本酒を試すことができる
  • 1本あたりの単価が安い
  • お店のおすすめがセットになっている

色々な日本酒を試す事で、自分に合う日本酒や飲み方などがわかるようになります。

飲み比べセットが初心者におすすめな理由をそれぞれみていきましょう、

理由1.一度に色々な味わいの日本酒が試せる

日本酒には甘口や辛口、そして淡麗や濃醇など色々な種類の味があり、生産される地域によっても個性が変わります。

種類の多さは日本酒の魅力ですが、それが逆に日本酒を難しくしてしまっている要因であるとも言われています。

日本酒の飲み比べセットで試せば、「私は甘口より辛口の方が好き、純米吟醸のフルーツの香りが好き」など自分の好みの味を見つけられます。

自分の好みの味を見つけておけば、実際にお店で日本酒を注文する際の目安として役立つでしょう。

理由2.セットなので1本あたりの単価が安い

日本酒は種類が多いため、色々な味わいの日本酒を楽しもうとすると費用が高額になることも。

1本あたり数千円から数万円するものまであり、初心者はどの日本酒を選べばよいか迷ってしまいます。

その点、飲み比べセットは費用面でお得。

数本をセットにして販売するため、1本あたりの単価が安くなっています。

サイズも一升瓶からミニボトルまで幅広くあり、色々な味わいの日本酒を手軽に試すことができるでしょう。

理由3.お店のおすすめの銘柄がセットで楽しめる

飲み比べセットが日本酒初心者にとって嬉しいのは、お店おすすめの銘柄がセットになっているところ。

色々な味わいの日本酒を揃えているお店のおすすめの銘柄であれば、初心者でも安心して購入可能です。

お店のおすすめの飲み比べセットの中には、銘柄の異なる純米酒のような純米酒のみのセットもあります。

純米酒は、精米歩合によって純米吟醸酒・純米大吟醸・特別純米酒があり、純米酒の色々な味わいを試せるところが魅力です。

また、生産地や季節を意識している飲み比べセットもあり、初心者の方におすすめです。

初心者におすすめの日本酒銘柄3選

お酒初心者の方は「日本酒って飲みづらい」というイメージを持っている方も多いと思います。

しかし、きちんと選べばとても飲みやすい日本酒はあります。

初心者におすすめな飲みやすい日本酒の特徴は、甘口・ワンカップ・アルコール度数が低いです。

各銘柄の特徴と味をみていきましょう。

おすすめ1.甘口のおすすめ銘柄「一ノ蔵 ひめぜん

宮城県内の銘醸造4蔵が合同して誕生した一ノ蔵

その一ノ蔵が1988年に初心者に飲みやすい日本酒をと考えて作ったのが「ひめぜん」です。

日本酒度は-60度で極めて甘口になっており、アルコール度数も8度。

そのため、日本酒というよりもワインを飲んでいる気分になれます。

当時は低アルコールの日本酒は珍しく、全く新しいジャンルへの挑戦となっていました。

今では一ノ蔵を代表する日本酒になっています。

ひめぜんは、初心者の中でも特に女性向けを意識して作られた日本酒で、甘酸っぱくてさわやかでとても飲みやすいです。

「日本酒の味は少し苦手、でも日本酒に興味がある」という初心者・お酒の弱い方におすすめです。

おすすめ2.ワンカップのおすすめ銘柄「佳撰 ワンカップ」

「ワンカップ大関」は、1964年の東京オリンピックの開会に合わせて発売されたロングセラー商品です。

一合瓶入り(180ml)カップ酒として国内で初めて発売されました。

発売当初の売れ行きはイマイチでしたが、駅での販売や自動販売機の設置などで消費者に少しずつ浸透していき人気に。

現在はコンビニでも購入できます。

味わいはすっきりとした辛口で、アルコール度数は15%。

値段も安く特売だと100円前後で購入する事ができ、初心者でも気軽に試すことができます。

ワンカップ大関には他にも色々な種類があり、「大吟醸」や「純米にごり酒」もおすすめです。

アルコール度数が高いと感じるのであれば、サイダーなどの炭酸水で割れば度数も下がり飲みやすくなります。

おすすめ3.スパークリングや低アルコールのおすすめ銘柄「獺祭 純米大吟醸 スパークリング45」

スパークリング日本酒とは、炭酸を含んだ日本酒の事。

甘い味わいであるため、日本酒初心者や女性から人気のあるお酒です。

「獺祭 純米大吟醸 スパークリング45」は、シャンパンのような高い香りと飲み口が特徴。

山田錦を45%まで精米した純米大吟醸の発泡にごり酒で、純米大吟醸だからこその華やかな香りがあります。

アルコール度数は14度。

炭酸ガスによる爽快な飲み口で、日本酒初心者や女性に特におすすめできる日本酒です。

良く冷やして飲むと更に美味しく飲めます。

軽快な飲み口なので乾杯酒に適していますが、発泡性の強い日本酒なので口の中をスッキリさせる効果があるため、ステーキなどの脂っぽい肉料理との相性も抜群です。

初心者にぴったり!おすすめ飲み比べセット3種

ここからはおすすめの日本酒飲み比べセットを3種紹介します。

自宅で気軽に楽しめる飲み比べセットから、日本酒好きの方向けのおすすめの飲み比べセットです。

それでは早速、甘口、辛口、純米酒のセットを見ていきましょう。

甘口のおすすめ飲み比べセット

「大分 甘口 飲み比べセット」は、大分を代表する酒造の飲み比べセットです。

甘口でスッキリとしていてとても飲みやすく、初心者におすすめです。

・亀の井 純米酒 アルコール度数15度

ふくよかな香りとコクを持ち、適度な酸味でスッキリとした米本来の旨味が味わえる純米酒です。

・西の関 純米酒 アルコール度数15度

まろやかな膨らみを持ち、米本来の芳醇タイプの純米酒です。

・倉光 純米原酒

お米と米麹だけを使った清酒で手作りの旨味があります。

辛口のおすすめ飲み比べセット

「【うちですごそう】家飲み辛口日本酒セット」は、日本酒初心者だけど辛口のお酒で家飲みしたい方におすすめなのがこちらのセット。

辛口は香りが控えめなため、繊細な和食だけでなく洋食にも相性の良い日本酒です。

・日高見 超辛口 純米酒 アルコール度数16度

日高見は宮城の地酒で超辛口の純米酒です。「辛口といえば日高見」と言われるほど、うまみのある辛口です。

・貴 濃醇辛口 純米酒 アルコール度数 15度

貴は山口の地酒で辛口の純米酒です。山田錦80%の精米で仕込んでおり、辛口でありながら米の旨味を感じられる日本酒です。冷やして飲めばスッキリとした味わいが楽しめます。

・来福 純米吟醸 超辛口 アルコール度数17度

来福は茨城の地酒で超辛口の純米吟醸酒です。香りは控えめで瑞々しい飲み口でスッキリと飲めます。

純米酒のおすすめ飲み比べセット

「純米酒の飲み比べ《浦霞/春鹿/一ノ蔵/司牡丹/大山》300ml 5本セット」は、全国の酒造が作る純米酒の中から唎酒師が選んだ5本のセット。

ひとくちに純米酒といっても、蔵ごとに個性があります。

日本酒ファンからも人気が高い純米酒を一度に味わえるセットです。

・浦霞 純米酒 アルコール度数15度

浦霞は宮城の地酒で、本社蔵は2018年度の全国新酒鑑評会で最も多く金賞を受賞しています。スッキリしていて米の旨味が感じられる純米酒です。

・春鹿 純米酒 アルコール度数15度

春鹿は奈良の地酒です。お米の優しい味わいと濃密な旨味が特徴です。

・一ノ蔵 特別純米酒 アルコール度数15度

一ノ蔵は宮城の地酒です。上品で深みがあり、辛口の特別純米酒です。

・司牡丹 辛口純米酒 アルコール度数15.5度

司牡丹は高知の地酒です。ふくよかで香ばしい香りが特徴です。

・大山 特別純米酒 アルコール度数15度

大山は山形の地酒です。果実系の香りと米本来の旨味が楽しめます。

日本酒の飲み比べセットは初心者だって楽しめる!

「日本酒の飲み比べ」と聞くと初心には難しそうに感じてしまうかもしれませんが、初心者こそ日本酒の飲み比べセットはおすすめです。

一度に色々なお酒を試すことができるため、初心者でも種類や産地による味わいの違いを感じられます。

日本酒初心者の方は今回紹介したおすすめ日本酒を参考に、ぜひ飲み比べセットを試してみてください。

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