低アルコール度数で初心者や女性におすすめのお酒とは?飲み方も紹介

低アルコール度数で初心者や女性におすすめのお酒とは?飲み方も紹介

お酒に不慣れな方や女性の方でも、アルコール度数が低ければお酒を楽しめます。

アルコール度数が低い商品は、飲みやすさにこだわって開発・製造されているお酒が多いためです。

しかしお酒の種類やメーカーは様々で、「どれがいいのかな?」と悩んでしまうことも。

そこで今回は、初心者や女性におすすめのアルコール度数が低めのお酒を紹介します。

悪酔いによる失敗をしないための方法も紹介するので、あわせてご覧ください。

お酒初心者こそおさえておきたい、アルコール度数の知識

お酒初心者がお酒を選ぶ際、注目すべきポイントはアルコール度数です。

アルコール度数とは、100ml中にどれくらいのアルコールが含まれているかを数値化したもの。

お酒の種類によってアルコール度数に違いがあります。

お酒のジャンルごとに、アルコール度数をみてみましょう。

  • チューハイ:3~9%
  • ウイスキー:40~65%
  • ビール:4~10%(発泡酒含む)
  • ワイン:5~16%
  • 梅酒:8~15%
  • 日本酒:15~20%

アルコール初心者・女性におすすめなお酒って?

初心者や女性がお酒を選ぶ時に大切なのはアルコール度数だけではありません。

味や飲みやすさも大切なポイントです。

初心者におすすめなアルコール度数の他に、味わいや飲みやすさで選ぶ時のポイントを具体的に紹介します。

お酒を選ぶ時の参考にしてみてください。

アルコール度数が3~5%のお酒

初心者や女性なら、アルコール度数3~5%のお酒がおすすめ。

チューハイやビールが代表的ですね。

アルコール度数が低いため、お酒独特の風味がなく、親しみやすい味わいです。

様々な味わいのお酒が販売されており、350mlのサイズが基本になっているのも嬉しいポイント。

楽しみやすいだけでなく、飲み残しの心配なく手軽に楽しめます。

初心者なら、炭酸水やミネラルウォーターを一緒に購入するのがおすすめ

アルコール感が強いと感じた際は炭酸水で割れますし、万が一脱水症状になってもミネラルウォーターがあれば安心です。

好みのテイストでアルコール感が少ないお酒

高い人気があるレモン味やグレープフルーツを始めとして、様々なテイストを楽しめるお酒が販売されています。

爽やかなテイストが好みなら柑橘系、甘党ならジュースのテイストなど、好みに合わせて選びましょう。

好みの味わいに自分で調整したいなら、ドライ系のチューハイがおすすめ。

ドライ系のチューハイはすっきりしていて、甘みがほとんどない反面、好みのジュースで割ったり、フレーバーを加えたりするのにぴったりです。

おしゃれに楽しみたいならグラスにもこだわってみましょう。

高いグラスでなくても構いませんので、カクテル用のグラスを用意してみてください。

バーで飲んでいるような雰囲気になり、お酒をより美味しく感じられます。

喉ごしが良く口当たりのいいお酒

喉ごしを楽しめるお酒として代表的なのがビールです。

テレビのCMやドラマなどで、仕事終わりにグイグイ飲んで「ぷはぁ!」というシーンを思い浮かべる方も多いと思います。

ビールは苦みがあって、最初は抵抗を感じる方が多いのがネックですが、焼き鳥や焼肉のように濃い味わいのおつまみとの相性が抜群です。

苦味が気になる方ならハイボールがぴったり。

ウイスキーは比較的苦味が少ないので、初心者の方でも喉ごしを楽しめます。

ウイスキーはプリン体や糖質などが含まれていないため、体型が気になる方にもおすすめです。

ビールやハイボールは、暑い日にキンキンに冷やしてお試しください。

最高の爽快感を楽しめます。

初心者や女性におすすめのお酒5選(ジャンル別)

初心者や女性におすすめなお酒はチューハイやカクテル、ビールや果実酒の他にも、ウイスキーや日本酒もおすすめです。

ウイスキーは炭酸水で割れば飲みやすく日本酒は他にはない優しい甘みを楽しめます。

お酒の種類は豊富ですが、その中から自分に合った味わいを探し出すのも楽しみの1つ。

様々なお酒を楽しみながら、自分好みの1本を見つけてみてください。

【チューハイ】飲みやすくコスパ抜群!おすすめは「サントリー ほろよい」

サントリーのほろよいシリーズ(チューハイ)は、アルコール度数が3%と初心者や女性が楽しみやすいのが最大の魅力です。

世界中から厳選された果物の果汁とアルコールのみを使用しており、素材そのものの味わいを楽しめます。

ラインナップが豊富なので、その日の気分に合わせた味わいを選べるのも嬉しいですね。

アレンジの手軽さもおすすめポイントです。

おすすめのアレンジはサングリア。

ミックスフルーツ味やグレープ味などのほろよいを、お好みのフルーツと一緒にデキャンタに入れて数分待つだけで完成です。

あっという間におしゃれなドリンクの出来上がりです。

ぜひ試してみてください。

【ビール】喉ごし抜群・爽やか!初心者でも飲みやすい「アサヒ スーパードライ」

スーパードライの魅力はキレのある喉ごしです。

キレのある喉ごしとは、口に含んで飲み込んだ後に、お酒の余韻がすぐになくなること。

他のお酒に比べて苦味を強く感じるビールですが、スーパードライは苦味がスッとなくなり、初心者でも楽しみやすい仕上がりになっています。

炭酸が入っていて爽快感を楽しめるのも魅力です。

キンキンに冷やしたビールを夏の暑い日に飲めば、より爽快な飲み口を楽しめます。

夏場は保冷性の高いタンブラーを使うのもおすすめ。

冷たいビールがぬるくならず、最高の状態を長く楽しめますよ。

【梅酒】アルコールが苦手な人でも飲みやすい、梅の風味を楽しめる「サントリー 山崎蒸溜所貯蔵 焙煎樽熟成梅酒!

サントリーの梅酒は、濃厚な甘さと酸味があり、アルコール感を感じずに楽しめるのが魅力です。

世界的な人気を誇る「サントリーウイスキー」の熟成に30年以上使用された樽を使って仕上げられています。

そのため、梅酒本来の風味にわずかなウイスキーの風味が加わり、深みのある味わいに。

深みのある味わいによって、梅酒だけを楽しむ「ストレート」や氷を入れたグラスで楽しむ「ロック」、氷と水で割った「水割り」や氷と炭酸水で割った「サワー」と幅広い楽しみ方ができます。

初めてなら梅酒サワーを飲んでみてください。

爽やかな甘みのある親しみやすい味わいを楽しめます。

【ウイスキー】初心者だって、大人の雰囲気を楽しみたい!「サントリー 知多」

知多は甘みを感じる親しみやすい味わいを楽しめます。

「グレーンウイスキー」という種類で、小麦やトウモロコシなどの穀類が原料です。

クセがなく、軽やかな口当たりが特徴で、初心者が楽しみやすいためおすすめのウイスキーです。

価格が4,000円ほどと高く感じられますが、薄めのハイボール(知多を15ml使用)の1杯あたりのコストを計算すると、炭酸水も含めて約100円とコスパも優秀。

おつまみには和食が合いますが、中でもおすすめなのはきゅうりの浅漬け

簡単に作れてコスパがよく、さっぱりとした風味が知多との相性が抜群です。

ぜひ一度お試しください。

【日本酒】米由来の優しい甘みを堪能、アルコール初心者にもおすすめなのは「新政 亜麻猫(あまねこ)スパーク」

日本酒とは思えないフルーティな香りと、すっきりとした口当たりが特徴です。

またスパークリングなので爽快感があり、初心者が親しみやすい仕上がりになっています。

おすすめのおつまみは白身のお刺身。

淡泊な味わいのお刺身と、フルーティな亜麻猫の味わいがぴったりです。

ただし、開栓時は注意が必要です。

キャップを勢いよく捻ると、中のお酒が吹き出して、炭酸が抜けてしまいます。

ボトルの下にふきんやタオルなどを敷いて、少しずつ開けるようにしましょう。

炭酸が抜ける心配もなく、亜麻猫の味わいを存分に楽しめます。

アルコール初心者必見!悪酔い防止&失敗しないお酒の楽しみ方

お酒は悪酔いせず、楽しく飲むのが一番ですよね。

しかし、お酒の楽しみ方を間違えると、せっかくの楽しい時間が台無しになってしまうことも。

そこで悪酔いしないためのポイントを4つ紹介します。

せっかくお酒を飲むなら、正しい飲み方で楽しい思い出を作ってみてくださいね。

一気飲みはダメ!ゆっくりと楽しもう

急速に、大量もしくは高濃度のアルコールを摂取して、血中アルコール濃度が急上昇してしまいます。危険な酒量の認識が薄い若年者が対象になりやすく、こうした飲酒方法で泥酔し、昏睡となることもあります。さらに重症化した結果としてこれまで多くの若者が死亡して社会問題化し、一気飲み防止のための啓発活動がおこなわれています。
引用:e-ヘルスネット|厚生労働省

上記のように、厚生労働省も一気飲みの高いリスクを訴えています。

一気飲みは、意識レベルの低下や嘔吐、呼吸状態の低下のリスクを招きます。

一気飲みによる死亡事故も多数報告されており、間違えた飲み方の怖さが図り知れます。

一部の大学では、新入生への洗礼として一気飲みを強要するしきたりが残っている場合もありますが、勇気をもって断りましょう。

先輩や友人との人間関係も大切ですが、命あってこそです。

楽しいはずのお酒で人生を狂わさないために、一気飲みはやめましょう。

色々な種類のお酒を混ぜるのはキケン!

色々な種類のお酒を混ぜて飲むのを「ちゃんぽん」といい、ちゃんぽんは酔いが回りやすい飲み方なので要注意です。

お酒は種類によって原料や製造方法が違い、全く違った種類のアルコールになります。

種類が違うアルコールを混ぜて飲むと、肝臓に負担がかかるため、酔いが回りやすくなってしまいます。

特に注意が必要なのは「蒸留酒」という種類のお酒です。

代表的なお酒として、ウイスキーや焼酎があり、ちゃんぽんしているうち、気が付けば酩酊状態になっていることも。

お酒を飲み始めると様々なお酒に興味が出てきますが、慌てずに1種類ずつ楽しんでみてくださいね。

水や食事と一緒に楽しむ

空腹のままお酒を飲むと、体内でアルコールが急激に吸収されるため、悪酔いの原因になります。

居酒屋では最初に「お通し」が提供されますが、お通しは空腹の状態でお酒を飲むのを防ぐ目的もあります。

悪酔いによる失敗を防ぐためにも、空腹のままでお酒を飲むのは控えましょう。

お通しがない状況なら、水を飲んでからお酒を飲むようにしましょう。

それだけでもお酒のアルコールを抑えられ、吸収がゆっくりになるためお酒を楽しみやすくなります。

アルコールが強いお酒は薄めて飲もう

ウイスキーのようにアルコール度数が高いお酒は、必ず薄めて飲みましょう。

当然ですが、アルコール度数が高ければ、少量でも酔いが回ります

中にはフルーティで飲みやすいウイスキーもありますが、飲みすぎてしまえば悪酔いの原因になってしまいます。

お酒を全く割らない「ストレート」という楽しみ方もあります。

しかし、ストレートを楽しむ時は「チェイサー」というお酒を飲んだ後に飲む水を準備するのが一般的です。

チェイサーには、悪酔いの防止だけでなく、お酒の風味を楽しみやすくする効果や脱水症状の緩和効果があります。

アルコール度数が高いお酒は割って飲むか、チェイサーを飲みながら楽しむのがおすすめです。

初心者こそ低アルコール度数のお酒から!いろんなお酒を少しずつ楽しもう

お酒の楽しみ方は人それぞれですが、お酒を飲んだ時の「ほろ酔い」の状態はとてもいいものです。

ほろ酔いの状態は、ふわふわとした感覚と、楽しい気分を味わえます。

そのため、友達と一緒にお酒を飲めば、いつも以上に話に花が咲くでしょうし、おひとりで飲んでもふわふわとした感覚を楽しめます。

初めてのお酒を悪酔いせず、楽しく味わいためにも、まずはアルコール度数の低いお酒から試してみましょう。

きっと、未体験の楽しさをたくさん経験できるはずです。

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