【京都・大阪編】ご当地鍋を味わい尽くそう!好相性のお酒も紹介

【京都・大阪編】ご当地鍋を味わい尽くそう!好相性のお酒も紹介

シンプルな京都のご当地鍋と、ガッツリ系な大阪のご当地鍋。

対照的な2種類のご当地鍋ですが、どちらも魅力が満載です。

今回は、京都と大阪のご当地鍋の魅力をお伝えします。

京都と大阪のご当地鍋におすすめのお酒についても、ぜひ参考にしてみてください。

京都のご当地鍋|シンプルゆえの奥深い味わい「湯豆腐」

引用元:京都観光オフィシャルサイト 京都観光Navi

京都は地下水に恵まれており、上質な豆腐の産地として有名です。

そして、豆腐の魅力を最大限に引き出すのは湯豆腐。

昆布だしのシンプルなおつゆで楽しむ豆腐は、大豆の芳醇で深い味わいを堪能するのに最適です。

湯豆腐は精進料理として広まったのもポイントです。

精進料理なだけあって、作り方は簡単でヘルシー。

荘厳な京都の禅寺を思い浮かべながら、ゆっくりと湯豆腐をお楽しみください。

京都の湯豆腐におすすめのお酒3選

京都の気候と水に恵まれた環境なため、美味しい日本酒が数多く存在します。

中でもおすすめなのが、以下3つの銘柄です。

さっそく、それぞれの魅力を見てみましょう。

お酒1.キレのある味わいと発泡感「澤屋まつもと 守破離(しゅはり)」

澤屋まつもと 守破離は、爽やかなキレの後に広がる芳醇な旨味が魅力の日本酒です。

すっきりとした味わいは、お豆腐の風味を損ねず、互いの味わいを引き立てます。

筆者はこのお酒を初めて飲んだとき、あまりの飲みやすさに、一晩で飲み切ってしまいました。

日本酒特有のくどみがほとんどないため、日本酒通の中には物足りなく感じる方がいるかもしれません。

しかし、だからこそ素材の風味や旨味を楽しめる逸品ですので、ぜひお試しください。

お酒2.ロックがおすすめ&海外でも人気「玉川 純米吟醸 Ice Breaker」

玉川は、外国人杜氏がお酒を醸す日本で唯一の酒造「木下酒造」が製造している日本酒です。

ロックや冷酒にして飲むのがおすすめで、アツアツの湯豆腐をキンキンの日本酒で流しこむ感覚はクセになること間違いなし。

「Ice Breaker(場や雰囲気を和らげるもの)」の名を冠している通り、玉川と一緒に鍋を囲えば、和やかでゆったりとした時間を過ごせます。

日本酒に不慣れな方は、ロックという飲み方に抵抗を感じるかもしれませんが、ぜひ試してみてください。

氷が溶けるにつれて日本酒の温度が変わり、味が変わっていく様子が堪能できます。

お酒3.甘やか×フルーティ「純米 神蔵 無濾過・無加水・生酒(ルリ)」

純米 神蔵 無濾過・無加水・生酒(ルリ)は、丁寧な仕込みにこだわり、お米の旨味が凝縮された日本酒です。

「お米の旨味が凝縮された日本酒は、湯豆腐の味わいを損ねてしまうのでは?」と感じる方がいるかもしれませんが、それは違います。

純米 神蔵 無濾過・無加水・生酒(ルリ)は、お米の風味がしっかりしているものの、しつこさはありません。

お豆腐と一緒に味わうと、お米と大豆の旨味が絡まり、京都の雄大さを感じる味わいに。

お好みに合わせて、冷酒または常温でお楽しみください。

大阪のご当地鍋|ピリ辛&ボリューミー「ちりとり鍋」

ちりとり鍋とは、ちりとりのような形の鍋で楽しむ、ホルモンと野菜の韓国風こってり鍋のこと。

公益財団法人 関西・大阪21世紀協会のWebマガジンによると、大阪・万才橋にあるお店が発祥で、近所の鉄工所がちりとりの形をした鍋を作ったのが始まりです。

醤油ベースまたは味噌ベースと、提供するお店によって味わいの違いがあるものの、汁が少ない点や濃厚味付けの点は共通しています。

調理方法は簡単で、鍋の底が隠れる程度のタレの上に具材を全て乗せ、野菜の水分が出てきたら全体を混ぜて完成。

シメは、濃厚なタレにごはんやうどんを加えて食べるのが一般的です。

ちりとり鍋は、年末大掃除や冬囲いなど、体力仕事をした後にもぴったりなご当地鍋ですね。

大阪のちりとり鍋におすすめのお酒3選

ガッツリ系のちりとり鍋には、グイグイ飲みたいビールやハイボールがおすすめです。

定番のビール・ウイスキーと一緒に、ゆっくり味わえるビールも紹介。

ちりとり鍋と一緒に、楽しい時間を過ごしてみてください。

お酒1.キレのある味わいはピリ辛と好相性「アサヒ 生ジョッキ缶」

ピリ辛ガッツリ系のお鍋といえば、キレ味抜群・グイグイ飲める生ジョッキ缶です。

唐辛子の刺激感と、一緒に楽しむビールは最高のひと言。

ゴクゴクと喉を鳴らしてビールを飲んだ後は、思わず「ふぃ~」と幸せ吐息がもれてしまうでしょう。

生ジョッキ缶を初めて飲む方は、缶の温めすぎに気を付けてください。

缶を温めすぎると、泡があふれてしまいますよ。

お酒2.軽やかな味わいでハイボールにぴったり「ジェムソン スタンダード」

ジェムソン スタンダードは、クセのなさとすっきりした味わいが特徴のアイリッシュウイスキーです。

軽やかな飲み口で、まるでハイボールのために存在するかのような飲みやすさ。

ジェムソン スタンダードは、コスパの良さも魅力です。

1本あたり1,000円前後ですので、アルコール度数4.5%のハイボールであれば、1杯あたり100円未満で飲めます。

ピリ辛のちりとり鍋と一緒に、ハイボールをガッツリ楽しんでみましょう。

お酒3.ゆったり飲めてフルーティ「よなよなエール」

よなよなエールは、苦味控え目・フルーティな香りが特徴のエールビールです。

飲みやすい味わいから、女性やお酒初心者を中心に人気があります。

エールビールとは、低温で発酵させたビールを言い、大麦麦芽の旨味が強いのが特徴。

フルーティな味わいを楽しむためのコツは、冷蔵庫から出して1時間くらい放置しておくことです。

キンキンの状態よりも、少しぬるいくらいのほうがフルーティさが際立ちます。

京都・大阪のご当地鍋で心ゆくまでお酒を楽しんでみよう!

今回は、京都と大阪のご当地鍋を紹介しました。

京都と大阪のご当地鍋は、全く異なる味わいですが、どちらもお酒がすすみます。

いつも頑張る自分へのご褒美として、ご当地鍋と一緒にお酒を楽しんでみてくださいね。

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