まんがライフの漫画家が勧めるお酒とは?「一ノ蔵 すず音」と「八海山」など

まんがライフの漫画家が勧めるお酒とは?「一ノ蔵 すず音」と「八海山」など

まんがライフ12月号表紙

まんが雑誌では、目次欄や柱(ページ横の隙間)に、連載している漫画家から、近況報告などの一言が書かれている場合があります。

竹書房「まんがライフ12月号」では、「おすすめのお酒」の問いでした。こんな具合です。

まんがライフ12月号

下戸の先生もいれば、酒豪の先生もいます。世の中の好みをギュッとまとめた感じかなと。コメントから、お酒の部分をピックアップしてみます。

目次

まずは酒豪タイプ

神仙寺瑛先生「動物のおしゃべり」

ビールは麒麟のハートランド。日本酒なら断然純米酒。小鼓(兵庫県、西山酒造)、酔鯨(高知県、酔鯨酒造)、天狗舞(石川県、車多酒造)、玉乃光(京都府、玉乃光酒造)、出羽桜(山形県、出羽桜酒造)、春鹿(奈良県、今西清兵衛商店)、男山(北海道、男山)、八海山(新潟県、八海醸造)、手取川(石川県、吉田酒造)、舞姫(長野県、舞姫酒造)、竹泉(兵庫県、田治米)、蓬莱泉(愛知県、関谷醸造)…80字じゃ納まらーん

山東ユカ先生「スパロウズホテル」

全て

佐野妙先生「ウリとツメ」

ビールはスーパードライ(アサヒ)、焼酎は摩無志(宮崎県、古澤醸造)、日本酒は飛露喜(福島県、廣木酒造)、国士無双(北海道、高砂酒造)、洋酒はターキー12年、缶酎ハイは本搾りレモン(キリン)

次に日本酒派

後藤羽矢子先生「となりのエロチカちゃん」

広島の日本酒「夜の帝王」(藤井酒造)

藤丘ようこ先生「ミケさんは役に立たない!?」

桃の滴(京都府、松本酒造)

桑田乃梨子先生「だめっこ動物」

高清水(秋田酒類製造)

いがらしみきお先生「ぼのぼの」

「すず音」(宮崎県、一ノ蔵酒造)

森井ケンシロウ先生「さかな&ねこ」

八海山(新潟県、八海醸造)とハイボール

焼酎派

クール教信者先生「おじょじょじょ」

芋焼酎

薄井尻尾先生「紡木さん家の場合」

最近ほとんど飲みませんが焼酎派

忍田鳩子先生「キャバはじめました」

マヤンの呟き(宮崎県、雲海酒造、長期貯蔵蕎麦焼酎)

続いてビール派

渡辺伊織先生「ナノレンジャー」

とりあえずビール

洋酒派

勇人先生「うしろのご先祖さま」

シーバースリーガル ミズナラのソーダ割り

小池恵子先生「ななこまっしぐら」

マッカラン

胡桃ちの先生「カタコイカノン」

1杯目はジントニック

その他

神堂あらし先生「先生ロックオン!」

何年も飲んでないけど「電気ブラン」

おーはしるい先生「わくわくワーキング」

山内農場のたんかんサワー

瀬野反人先生「ポイズンガール」

もみじ饅頭のお酒(広島県、中国醸造のリキュール)の牛乳割り

最後に下戸?派

安西理晃先生「お姉ちゃんが来た」

全然飲めません

みずしな孝之先生「たばたちゃん派」

オールフリー期間限定「香る林檎と白ぶどう」(サントリー)

あづま笙子「すずなの恋」

冬に薄ーいホット梅酒

吉田美紀子先生「裸眼でGO!」

付き合いの時だけサワーとか梅酒1杯くらい

すみれいこ先生「だってヤンママ」

ビールとか苦い炭酸としか

植田まさし先生「新フリテンくん」

ビール1杯でぶったおれます

柴先生「白衣さんとロボ」

自分は全然わからないんですけど

 

これまでに紹介したものもチラホラありますね。「酔鯨」は「ちいちゃんのおしながき繁盛記」で、「すず音」は「おとりよせ王子 飯田好実」に登場しています。

その「すず音」を改めて、そして神仙寺先生と森井先生お勧めの「八海山」を紹介したいと思います。

「すず音」は「飲みたいなー」と思っていたんですが、300mlで約900円のお値段に、ためらいがありました。ただちょっと遠くの酒屋さんに置いてあったのを見つけて「これも良い機会」と購入。「八海山」にもいろいろあるんですが、手元にあるのは純米吟醸。いつか大吟醸を飲んでみたいところです。

すず音

「すず音」ですが、予想に違わぬおいしさです。ほんのりした甘みと炭酸のはじけ具合が絶妙。

こうなると300mlでは足りないなぁと。倍とは言わないまでも、もう一口ふた口欲しいです。ただ「ちょっと足りないな」と思うくらいが、良いのかもしれません。

八海山

そして「八海山」。冷やが好きですが季節もあるので、冷やし過ぎない程度に冷やしていただきました。飲み口やのど越しが良い感じです。

同じ日本酒でも、お酒としてのタイプは全く異なるんですが、値段と容量とでは「すず音」(300ml)2本と「八海山」の純米吟醸(720ml)1本で良い勝負なんですね。あえて選ぶとすれば、「すず音」2本に軍配が上がるかなと。

皆さんの好みではどうなるでしょうか。機会があったら、ぜひ飲み比べてみてください。

■参考
竹書房「まんがライフ12月号」
八海山酒造ホームページ
一ノ蔵酒造ホームページ

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