「植物学の日」は植物で作られたお酒で自然の恵みに感謝しよう

「植物学の日」は植物で作られたお酒で自然の恵みに感謝しよう

4月24日は植物学の日です。

『牧野日本植物図鑑』で知られる植物学者の牧野富太郎博士が1862年(文久2年)旧暦の4月24日生まれました。牧野氏は、日本の植物学の礎を築いた方で、その功績から「日本植物学の父」と呼ばれています。亡くなる寸前の94歳まで植物学を研究し、それまでに1500種類をこえる新種の植物を見つけ、その学名をつけました。

その牧野富太郎博士の功績を讃えて、誕生日である4月24日を植物学の日としました。

植物とお酒の関係

普段飲んでいるお酒の基本となる材料は植物でできています。

ビールであれば大麦とホップ、焼酎は麦や米などの穀物、日本酒はご存知の通りお米ですよね。そのため、植物とお酒は切っても切れない関係にあります。同じようにカクテルに使われるリキュールも植物を蒸留して作られています。

いくつか紹介をしましょう。

ジン

ジン

これまで一般的なカクテルのベーススピリッツとして使われてきたジンが、今クラフトジンとして様々なメーカーから個性的なものが登場するようになっています。

ジンはベースとなるスピリッツ(大麦やライ麦、とうもろこしなどの穀物を原料とした蒸留酒)にボタニカルの香りをつけることで作られています。

この時、ジュニパーベリーの香りを主とすることが規定として定められています。

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ジンを使ったおすすめカクテル

ジントニック
ジンの代表的なカクテルといえばジントニック。単純ですが、飽きの来ない味で美味しいです。

【作り方】
ジン:30ml
トニックウォーター:120ml
ライムもしくはレモン:1/8
①グラスにライム(レモン)の果汁を擦りつけ、ライム(レモン)絞ったらグラスに落とす。
②氷を入れて、ジン、トニックウォーターの順に入れて軽くかき混ぜる。

ウォッカ

ウォッカ

ウォッカといえば、カクテルに使われる以外にロシアやポーランドなど寒い地域の人が、体を温めるためにショットでグイッと飲むイメージがありますよね。

そのウォッカの原料となるのは、大麦や小麦、ライ麦やとうもろこしなど穀物です。それらを発酵させ、何度も蒸留を繰り返した後にシラカバの活性炭で濾過(ろか)させたものがウォッカとなります。

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ウォッカを使ったおすすめカクテル

モスコミュール
ウォッカの代表的なカクテルといえば、モスコミュールです。クセのないウォッカとジンジャーエールとライムの爽やかな味で飲みやすいカクテルとして人気です。

【作り方】
ウォッカ:45ml
ライムもしくはレモン:1/8
ジンジャーエール:適量
①グラスにライム(レモン)を絞り入れる。
②氷を入れ、ウォッカ、ジンジャーエールを適量注ぐ。

☆POINT☆
この時シンジャーエールを甘口にするか辛口にするかで味がだいぶ変わりますので、好みに合わせてください。個人的にはウィルキンソンの辛口がおすすめです。

ラム

ラム

ラムといえば、洋菓子に使われたりもする少し甘いお酒のイメージがあるのではないでしょうか。ラムの原料はサトウキビで、サトウキビの絞り汁から作られた蒸留酒がラムとなります。そのため、甘く独特の風味があります。

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ラムを使ったおすすめカクテル

ラムコーク
ラムとコーラを使ったシンプルなカクテルです。甘く飲みやすいのでお酒が苦手な人でも楽しめますよ。

【作り方】
ラム:30ml
コーラ:適量
①グラスに氷を入れ、ラム、コーラを注ぐ。

☆POINT☆
甘さやカロリーが気になる方はダイエットコーラを使うといいですよ。

まとめ

畑

普段私たちが口にしているのは自然の恵みと呼ばれるものばかりです。

作ってくださった人にも感謝ですが、そのバックグランドには開発した人、もっと深くいけば大地と自然が作ったものとなります。

お酒をガバガバ飲むことも楽しいですが、自然の恵みだと思って、たまには感謝して飲んでみてはいかがでしょうか。

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