お酒の雑学

7/15ページ

吟醸ビール:清酒と麦酒のマリアージュ

吟醸ビールは、発酵に日本酒の醸造に使われる酵母、いわゆる「清酒酵母」を用いたビールです。酒イーストビールとも呼ばれ、英語でも「Ginjo Beer」「SAKE Yeast Beer」で通じます。 日本酒の酵母でビール?と疑問に思うかもしれませんが、それほどおかしなことではありません。ビール、ワイン、日本酒、さらにはパンに至るまで、使用されている酵母菌(イースト)は基本的にほとんど同一の種だからです […]

バーレイワイン:芳醇濃厚な長期熟成ビール

バーレイワイン(Barley Wine)とは、300年ほど前からイギリスで作られている高アルコールビールです。バーレイとは大麦のことで、バーレイワインの名はワインの如き芳醇な香りと高いアルコール度数を持つビールであることを意味します。一説には、ブドウが育ちにくい気候のイギリスにおいて、ワインに対抗できるお酒をビールで作り出そうとしたことで生まれたともいわれています。 この名前が使われ出したのは19 […]

デュンケル:ダークな色合いの飲みやすいドイツビール

デュンケル(Dunkel)はドイツのミュンヘンを中心とするバイエルン地方で作られているラガービールです。名前はドイツ語で「暗い」という意味で、ローストした麦芽を使用した褐色をしています。ミュンヘン由来なので、ミュンヒナー・デュンケルとも呼ばれます。 日本では「ドゥンケル」「ドンケル」などの表記ゆれもあります。 同じバイエルン州で多く作られている濃色のビールには、シュバルツ(シュバルツビア)がありま […]

トリペル:最も強い修道院ビール

トリペル(Tripel)はベルギーやオランダの修道院でデュッベルと共に作られている、高アルコールビールです。名前はオランダ語で「3倍」の意味で、デュッベル(Dubbel=2倍)より1段階「強い」ことを示しています。英語で「トリプル」と呼ばれることもあります。 デュッベルは度数が6~7.5%と高めのビールですが、トリペルでは7~10%と、もはやビールとは思えないぐらいの強さになっています。 また、濃 […]

落ち込んだ気分をジンジャーハイボールで一掃『いぶり暮らし』

今回は、「WEBコミックぜにょん」で連載中の『いぶり暮らし』(大島千春)から、ジンジャーハイボールの紹介です。 漫画は、カフェの店長を務める頼子さんとフリーターの巡(めぐる)くんの同棲生活を描いており、タイトルにある‘いぶり’とは、燻製(くんせい)のこと。 巡くんがポロッとこぼした「毎日こんなん(燻製ハム)食えたら最高だろうな」から、頼子さんが一念発起。2人がそろって休みとなる日曜日に、いろんな燻 […]

デュッベル:修道院で作られる濃厚高アルコールビール

デュッベル(Dubbel)とはベルギーにおいて、修道院やその技法を受け継ぐ醸造所で製造されている高アルコールビールです。デュッベルとはオランダ語で「2倍」の意味で、英語の「Double(ダブル)」と同じです。 認定された8か所の修道院で作られるビールは「トラピスト」、その手法を受け継いで作られる物は「アビィ」と呼ばれており、デュッベルも「トラピスト(アビィ)・デュッベルと呼ばれることもあります。ア […]

おひとり様晩酌には「金麦」を『いまだに毎日がおひとり様。』

今回は、主婦の友社発行の「いまだに毎日がおひとり様。」(フカザワナオコ)から、ビールを紹介します。 本作は、作者であるフカザワナオコ先生のエッセイコミックで、「毎日がおひとり様。」「あいもかわらず毎日がおひとり様。」からのシリーズとなっています。 目次では、「日常だだもれゆるゆる漫画」と紹介しています。 この辺りで、フカザワ先生とともに描かれている金麦に気付くはず。表紙や目次ページだけでなく、漫画 […]

ビターエール:イギリスのパブのビールといえばこれ

ビターエール(Bitter Ale)はイギリスのパブで飲めるビールの中で、最も一般的なスタイルです。 特徴はエールの代表選手であるペールエールと被る部分が多く、ビアスタイルガイダンスではイングリッシュ・ペールエールの一分野として分類されています。同じビールでも瓶詰めならペールエールで、樽詰めの生ならビターエールと分けられることもありますが、ビターエールの名で売られている瓶の製品もあります。 しいて […]

アルト:デュッセルドルフ生まれの低温熟成ビール

アルト(Alt)はドイツ西部のデュッセルドルフを中心とする、ニーダーライン地方で作られているビールです。 アルトは1838年に、デュッセルドルフのシューマッハ醸造所によって開発されました。当時はミュンヘンで生まれたラガービールが、冷蔵庫の発達と共にドイツ全土に広がりつつある時代でした。冷蔵庫で温度管理ができれば、ラガービールは季節を問わず安定した品質で大量生産でき、劣化させずに輸送も可能です。 し […]

フランダース・エール:ベリーの香りがする「酸っぱいビール」

フランダース・エール(Flanders Ale)は、ベルギー西部のフランダース地方で作られているエールビールです。フランダース地方はオランダ南部・ベルギー西部・フランス北部にかけての地域で、英語風の呼び方ならフランダース、フランス語ならフランドル、オランダ語ならフランデレンとなります。 ここで作られるエールビールは赤みがかかった色と酸っぱさを持ち、ベリーの果実酒のような見た目と味をしています。 フ […]

1 7 15