地域みらいグループ×住友林業、300有余年の歴史を持つ佐嘉酒造の酒蔵を未来に向けてリニューアル

地域みらいグループ×住友林業、300有余年の歴史を持つ佐嘉酒造の酒蔵を未来に向けてリニューアル

株式会社地域みらいグループと住友林業株式会社は、「佐嘉酒造」の酒蔵を全面リニューアルする。

「佐嘉酒造」は2020年に地域みらいグループ入りした創業1688年(元禄元年)の歴史をもつ佐賀最古の酒蔵。

「佐嘉酒造」の清酒「窓乃梅」は佐賀の地酒として、有明海で働く漁業関係者や佐賀・筑後平野で農業関係者、古くは炭鉱など多くの産業に従事する地元の人々に親しまれてきた。

また、「佐嘉」は高級な地酒として昨年から発売されている。

そんな酒蔵のリニューアルの総合設計監修・施工を担当するのは、同じく元禄時代に源流を持つ住友林業だ。

創業300年以上の歴史を持つ企業同士のコラボレーションとなる。

4月に着工、2025年秋の完成を予定している。

対象となるのは11,209m2(3,390坪)の敷地に建つ木造4棟・鉄骨造3棟で延床面積は3,610m2。

木造の事務所は天井高約5mを実現。木質感あふれる執務空間となる。

滞在時間の長い事務所や酒を長時間貯蔵する蔵など、木の断熱性能や調湿機能が活きるエリアを木造とする。

また、自然を身近に感じる見学ルートや休憩所などを設け来訪者に心地よい空間を提供する予定だ。

300有余年にわたる佐嘉酒造の「日本酒文化」と住友林業の「木」に関する知見が融合し、「次の300年」に向けた新たな歴史が始まることになる。

出典元:住友林業株式会社プレスリリース

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