3月14日は【パイの日】その由来とパイと合わせたいお酒を紹介

3月14日は【パイの日】その由来とパイと合わせたいお酒を紹介

3月14日はパイの日です。

2002年(平成14年)に日本パイ協会により制定されました。

日付は円周率の近似値が3.14で、円周率をギリシャ文字の「π」(パイ)で表すことに由来しています。

世界各国には様々なパイ料理があります。

ミートパイやアップルパイのようなメジャーなものから、あまり知られていない甘くないパイ料理まで。

そこで今回は、各国のパイ料理や、それらに合わせたいお酒をご紹介します。

世界のパイ料理①キッシュ


「キッシュ」はフランスのアルザス=ロレーヌ地方発祥の家庭料理です。

「キッシュ・ロレーヌ」とも呼ばれ、卵・生クリーム(牛乳)、チーズ、ベーコン、野菜などを混ぜ合わせた卵液を作り、パイ生地やタルト生地の中に流し入れ焼き上げたものです。

かつて、ロレーヌ地方では春の訪れを祝う祭りが5月に開催されていました。

その際作られていたのがキッシュだったのだとか。

キッシュは見た目が華やかで、お祝いの席にぴったりですよね。

「キッシュ」という名前の由来は、ドイツ語でケーキを意味する「クーヘン」なのだそうです。

フランスのロレーヌ地方はドイツと近く影響を受けていたので、クーヘンがロレーヌ語の「キューシュ」へ、さらにフランス語の「キッシュ」へと変化していきました。

ヒューゲル ジョンティ 2019

玉ねぎやベーコンの入った定番の「キッシュ・ロレーヌ」に合わせたいお酒は「ヒューゲル ジョンティ 2019」です。

「ジョンティ」は、アルザス地方を代表するぶどう品種、リースリング、ピノ・グリ、ゲビュルツトラミネール、ミュスカの4品種+その他のぶどうをブレンドした白ワインです。

アルザスを代表する名門ワイナリーのファミーユ・ヒューゲルが造るこちらは、ピノ・グリの豊かなボディ、ゲヴルツトラミネールのスパイシーさ、リースリングの繊細さ、ミュスカの果実味、シルヴァーナーの爽やかさが見事に調和しています。

世界のパイ料理②ミートパイ

ミートパイは、ひき肉の具を包んで焼いたパイ。

元々は伝統的なイギリス料理ですが、欧米各国で食べられており、使われている肉の種類は牛、ウサギ、リスなど様々です。

イギリスではとてもポピュラーで、パブでは必ず見かける定番料理です。

また、スーパー等の冷凍品売り場でも安価で買うことができます。

フラーズ ロンドン プライド

こちらに合わせたいのは「フラーズ ロンドン プライド」です。

フラーズ醸造所は、イギリスのロンドン西部にある歴史あるブルワリー。

そのフラーズを代表するビールの一つがこのロンドン・プライドです。

ターゲット、チャレンジャー、ノースダウンと、3種類のホップを贅沢に使用。爽やかなホップ、しっかりとした麦芽の香りに、メープルシロップ・焼リンゴのような上品で甘い香りが感じられます。

味わいは、ビターエールの割に苦味はきつくなく、滑らかさがあり、カラメルのような風味とコクがあります。

ミートパイのサクサク食感としっかりとしたリッチな味わいのフィリングがイングリッシュ・エールらしい優雅な香りとコクにピッタリです。

世界のパイ料理③エンパナーダ

「エンパナーダ」は、アルゼンチンなどの南米で食べられているパイ料理です。

パイ生地やパンの中に入れるのは、牛ひき肉にゆで卵、レーズンとオリーブ、チョリーソ(ソーセージ)やポテト、鶏肉にチーズや魚など。

たいていクミンやガーリック、トマトなどで味付けされたものが詰められています。

アルゼンチンではパーティーの前菜やコース料理として、また祝祭で食べられているのだとか。

クマ オーガニック マルベック

こちらに合わせたいお酒はアルゼンチン北部の標高1700メートルの高地で造られる「クマ オーガニック マルベック」です。

カシスや小粒のブラック・カラントなどの熟した香りが特徴的です。

果実のフレッシュさを重視して、あえて樽熟成せず、フレッシュでジューシーな果実味を活かしています。

レーズンやチョコレートのニュアンスもあり、余韻が長いリッチなワインです。

世界のパイ料理④パナコピタ

次は、ギリシャ生まれの「スパナコピタ」。

ほうれん草とフェタチーズを薄いパイ生地で包んだギリシャの伝統的料理です。

スパナ=ほうれん草、ピタ=パイという意味。

ギリシャでは、レストランでは前菜として提供され、屋台では朝ごはんやスナックとして愛されている定番料理です。

ウゾ

こちらにはギリシャとキプロスで生産されるギリシャの国民的なお酒「ウゾ」を合わせてみましょう。

「ウゾ」はアニス系と呼ばれる香草、バーブ類のリキュールの総称で、水などで割ると油分が水に反応し乳化作用により白濁します。

味わい・香りに特徴がありますが、飲み慣れてくるとその独特な甘さと苦味がクセになります。

ストレート以外にロックや水割りはもちろん、フルーツ系とも相性が良いのでジュースで割ると更に飲みやすいですよ。

「ウゾ 12」は、二度蒸留され、10種類以上のハーブとスパイスを使用したウゾ。

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12番目の樽から常に最高のウゾができることから、「ウゾ12」とネーミングされたのだとか。

ギリシャ国内では最も消費の高い国産酒としてよく知られています。

パイの日は、世界各国で愛されているパイ料理とその土地のお酒のペアリングを楽しんでみてください♬

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