白樺の“樹液水”を仕込み水に。「八ヶ岳ビール タッチダウン 白樺ビート“生”」発売!

白樺の“樹液水”を仕込み水に。「八ヶ岳ビール タッチダウン 白樺ビート“生”」発売!

八ヶ岳ビール タッチダウン 白樺ビート“生”

萌木の村株式会社のビール醸造・販売部門である八ヶ岳ブルワリーは、限定醸造クラフトビール「八ヶ岳ビール タッチダウン 白樺ビート“生”」(ヤツガタケビール タッチダウン シラカバビート ナマ)を、5月14日より販売している。

このクラフトビールは、春先の一時期だけ採取できる八ヶ岳南麓に群生する天然の白樺から抽出した“樹液水”を仕込み水の一部として使用して醸造した下面発酵(ラガー)タイプの生ビール(税区分上は発泡酒)。

この“樹液水”は、大地から吸い上げた大量の水分であり、ミネラルを豊富に含んでいるため、太古から「森の看護士」とも呼ばれている。

そんな樹液水を、八ヶ岳ブルワリーでは3 月から4 月にかけて、夜のうちに、白色の樹皮に直径および深さ2cmほどの小さな穴を開け、ビニール管の片方をその穴に、もう片方を容器に差し込み、ゆっくりと滴ってきた樹液を明け方に回収する。

こうして採取した白樺樹液水を、ビールの仕込み段階で投入したのが「白樺ビート」。ドイツ・ハラタウ産とチェコ・ザーツ産のアロマホップによる清涼感あふれる香りを前面に押し出したレシピによって、飲みやすく、すっきりとしたフレーバーになっている。

また、輪切りにした白樺の幹を一部麦汁に浸して煮沸を行うことにより、森林浴で感じられるような若々しい木々の香りも付与。苦味づけのホップは控え目で、きりっとした飲み口ながらも奥行きのあるモルト本来の旨味、そして樹液水のふくよかな甘味を活かしたビールになった。

八ヶ岳の白樺を思い浮かべつつ、飲んでみたいビールである。

出典元;萌木の村株式会社

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