黒ビールでご飯を炊いてみる「ごほうびごはん」

黒ビールでご飯を炊いてみる「ごほうびごはん」

今回は、芳文社「週刊漫画TIMES」で連載中の「ごほうびごはん」から、黒ビール(スタウト)を紹介します。

ごぼうびごはん表紙

本作は、東京の会社でOLをする池田咲子さんを主人公に、いろんな食べ物や飲み物との日常を描いています。

タイトルに“ごほうび”とあるように、ちょっと良いことがあった時や、何かを達成した時に食べる、普段から少しレベルアップしたような食べものがメインです。

単行本4巻の表紙に描かれているのが、主人公の咲子さん。ただし彼女が登場しない話も多いです。

と言うのは、甘味やデザートなら森ヶ崎部長、パンなら同僚の小湊さん、手抜き料理ならこちらも同僚の滝さんと、いろいろ得意分野があるから。

そうした中でも、お酒担当と言えるのが主任の青柳さん。普段は髪をひっつめてデキるOL全開なのですが、趣味でタンゴを習うなど大人の女性の雰囲気も目一杯です。

そんな青柳さんが、単行本4巻の#87「背徳ビール」にて、休日にチャレンジしたのがビールの炊き込みご飯でした。

ごほうびごはん1

2合のお米をといで、ビールなどの分量は漫画の通り。4合なら1本ずつとなるんですが、余ったビールを飲む用にするのが、飲んべえの習性なのでしょう。

実際に作ってみました。鶏モモ肉はそのまま、ソラマメの代わりにグリーンピースとコーンを入れました。

黒ビールご飯1

その後にビールを注ぐとこうなります。

黒ビールご飯2

不気味ですが、当然のごとくビールの泡です。泡が収まるとこうなります。

黒ビールご飯3

やっぱり不気味です。そして炊き上がりはこちら。

黒ビールご飯4

なんかいい感じです。見た目は、醤油の炊き込みご飯と変わりありませんね。

黒ビールご飯5

おでんと漬物とでいただきました。ほのかに塩味ですが、香りがしっかりビール。麦とホップを思わせるほろ苦さもあって、まさに大人の炊き込みご飯。青柳さんはこうなりました。

ごほうびごはん2

漫画とは違いコーンでしたが、甘みがアクセントになって良かったです。そうなるとグリーンピースは余分だったかも。

なので再挑戦。具は鶏肉とコーン。黒ビールを多めに、顆粒ダシを少な目にしてみました。

黒ビールご飯6

黒ビールご飯7

炊き込みご飯をつまみにビールを飲む…なんて聞くと違和感を覚えそうですが、素直な感想としておいしかったです。なお使ったビールは、キリンの一番搾りと一番搾りスタウト。

一番搾り

メーカーも想定していない食べ方でしょうけど、おいしいものはおいしいのです。ぜひ皆さんもどうぞ。

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ごほうびごはん

作者:こもとも子
発行:芳文社
連載:週刊漫画TIMES
既刊6巻

関連リンク

芳文社「ごほうびごはん」

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